tag:blogger.com,1999:blog-36671517779833886792024-02-19T20:33:08.473+09:00高校英語教師の徒然日記 Diary by a high school English teacherTetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.comBlogger276125tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-27489520189842900122014-03-23T21:15:00.000+09:002014-03-23T21:15:34.155+09:00名古屋-春のディベート学集会 高文連の事務局をやっていることから、本校からということで私も名古屋で開かれたディベートの学集会に参加させていただいてきた。ディベートに関しては全くの素人で、右も左もわからない中、全国でも有数の高校が集まる学習会で、来年度のテーマが発表されて2週間で、ここまで準備してディベートする高校生の姿に感銘を受けた。<br />
名古屋は春の陽気に包まれていた。落ち着いていてどっしりした大都市という印象を受けながら名古屋城を見学。自身の授業や生徒の英語活動にこれから広まっていくであろうディベートについて私も少しずつ勉強していきたいと思った週末であった。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://www.taisei.co.jp/MungoBlobs/291/1005/cs_01,1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://www.taisei.co.jp/MungoBlobs/291/1005/cs_01,1.jpg" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">会場となった金城学院大学</td></tr>
</tbody></table>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-27768916758735059212014-03-18T06:51:00.000+09:002014-03-18T06:51:25.543+09:00「組織化・システム化」と「個人の力量」<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://www.tougewo-koete.jp/bekkan/diary/_2013/06_23/690hakodateyama.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://www.tougewo-koete.jp/bekkan/diary/_2013/06_23/690hakodateyama.jpg" height="150" width="200" /></a></div>
このところは朝早くに学校に行き仕事をするようになったが、すこぶる体調が良い。朝の時間は「金」と言うが、本当にそうなんだなあと、やっと実感してきたこの頃。いつもだと今頃通勤を始めるのだが、今日は妻が車を使うので、バスが出るまで、家のPC前に座ることにした。<br />
<br />
この頃よく考えるのは、「組織化・システム化」と「個人の力量」のバランスのことだ。前者が必要なことは言うまでもないが、目の前の生徒に最適化した組織・システムをつくるころには、生徒は変容してしまっていて、できあがった組織・システムは既に機能しない、なんてことがよくあるのが現代だろう。そう考えると、個人個人が局面を打開していくほかはない、ということもあるのかな、と考える。変化のスピードが速くなった現在、個人が成長しなくては、どうしようもない、ということも仕事をしていて感じることがある。<br />
<br />
よく、同じことを言われるにしても、Aさんが言うと素直に受け入れられるのに、Bさんが言うと多くの人が反対する、というようなことがある。同じことを言っているのだから、なんとも理不尽なことだが、場を読む力、文脈を感じる力、その人から発せられるオーラというか波動というか、そのような人間力の総体が、物事を動かすときに大切なことを、このところ感じる。<br />
<br />
風通しがよく、自由な職場で、マニュアル化された規則が少ない職場であればあるほど、個人の力量が、あからさまに目に見えてしまうのだろう。考えてみれば恐ろしいことでもある。そういうとき、確かに、そういう個々の不均衡を平準化するために、組織化・システム化をしていくことは必要なのだろうが、逆に考えると、そのような職場の利点を生かして、個々を成長させることを重視するような風土を作る、というアプローチも必要かもしれない。あるいは、成長した個々人をどんどん流入させて、さらに活性化をはかる、ということも重要かもしれない。<br />
<br />
子育てに追われて残業、というものを全くしなくなった現在、1単位時間の仕事の密度の濃さをしっかり担保しつつ、自分を成長させていきたいと感じている。<br />
<br />
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-31817984824033622722014-01-10T20:01:00.000+09:002014-01-10T20:01:00.480+09:00学習合宿で学んだこと 勉強合宿として、担当する学年の生徒が参加した合宿が、近郊の温泉ホテルで行われていたが、今日無事に終了した。進路指導部の先生方が中心になって行ってくれて、うちの学年にプラスの効果をもたらしていただいて、何だか申し訳ないが、生徒は熱心に2泊3日の合宿をがんばってくれて、これからの受験勉強の1年間への、良いスタートになったのではないだろうか。<br />
<br />
生徒はもちろんなのだが、この3日間は、中心となって企画してくれた2人の先生方への尊敬の気持ちがさらに高まった3日間だった。一人は同じ教科の先生で、普段からお世話になっている大先輩の先生なのだが、生徒へのガイダンスで、また一人ひとりの気持ちを引き出してコメントをしていく、そのライブ感あふれるエンターテイナーとしてのカリスマ性に、改めて凄い人だなと、恐れ入ってしまった。普段から気さくに話させてもらっているが、底知れない力に私もまた学ばせてもらおうと認識を新たにした。また、もう一人は数学の大ベテランの先生で、いつも職員室では、となりの席で仕事をさせてもらっているのだが、その穏やかながらも生徒への情熱を秘めている姿に惹かれていた。その先生の、合宿の最後のスピーチが心に響いて、思わず泣きそうになってしまった。「受験は厳しい。自分との闘いの連続である。しかし、それでも闘いながらも自分を貫いていく姿勢が大切なのだ」とやさしく淡々と語りかける姿勢。先生の以前担当された卒業生から、そういう姿勢の大切さを感じるという旨を、参加した現役の生徒にお伝えしているお姿を見て、人生をかけて仕事に打ち込んでいるプロフェッショナルとしてのお人柄を、垣間見た気がして、感激してしまったのだった。<br />
本当に、尊敬できる先輩に囲まれて、今の仕事ができる幸せを感じた1日だった。来週からまた授業が始まる。大切な時期だ。また気持ちをあらたにやっていきたい。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://hakodata.com/onsen/images/pc/yunohama-gaikan.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://hakodata.com/onsen/images/pc/yunohama-gaikan.jpg" height="140" width="200" /></a></div>
<span id="goog_732907053"></span><span id="goog_732907054"></span><br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-64264520135429852582014-01-04T08:32:00.000+09:002014-01-04T08:32:30.116+09:00今年もよろしくお願いします。 昨年はここであまり文章が書けず、自分でも歯がゆい気持ちがしておりますが、主に英語教育や仕事に関して、徒然に書き続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。いよいよこの4月から受け持ちの生徒も3年生になるということもあり、その準備をしっかり行っていくのがまずはこの2,3ヶ月の大きな仕事です。<br />
<br />
また素晴らしい蕎麦屋を見つけました。近所にこういうところがあるというのは至福です。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://livedoor.blogimg.jp/hakodatedayo/imgs/7/0/701e8a98.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://livedoor.blogimg.jp/hakodatedayo/imgs/7/0/701e8a98.jpg" width="320" /></a></div>
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-37010036396255324502013-12-01T07:57:00.003+09:002013-12-01T07:57:56.087+09:00授業実践セミナー in せたな ワークショップを担当することになっていたので、普段やっていることを紹介するつもりで参加させていただいた。新しい校舎でいろいろと大変な状況はありながらも英語を指導されている公開授業の先生方の様子に元気をいただいた。また、もう一人の先生のワークショップにも、大いに刺激をうけた1日だった。<br />
<br />
やはり英語の力をつけていくのは一筋縄ではいかず、こちらの気持ちや人間性がそのまま生徒に影響するのだと実感した1日だった。はたして自分は毎日情熱的に授業を行っているのか、すばらしい人間性まで高まっているのかと自問すると、自信を持ってYesとは答えられない現実がある。しかし、その事実を知った以上、自分を高めていくしかないなと、改めて思った。<br />
<br />
methodは一定ではないし、逆に一定ではいけないと思う。あれこれ手を変え品を変え、あきさせずに、生徒を乗せながら、楽しく、一通り様々な方法・方略を伝えながら、英語を生徒とともに高められるように精進していきたい。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://blog-imgs-43.fc2.com/h/o/k/hokkehokke/IMGP8552.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="http://blog-imgs-43.fc2.com/h/o/k/hokkehokke/IMGP8552.jpg" width="320" /></a></div>
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-51276660193560401282013-10-23T21:25:00.000+09:002013-10-23T23:54:40.130+09:00A new baby has come! Our second son has come to this world, this afternoon! Thanks a lot for your deciding to come to us! We will support your life and your future from now on!<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjlB00LzMdzFT_UZ-ZHS6ApQ-6HyuHJLfhkIP2Pe1vIFBe0_Y_QR3CxghUqg9tWcX4mO4-K-v9YPmMAoTP8Q5L3RkaQW6ywf0iK7r_yFm4F-AKd0-hLLsSlIW8Z-IcUKIsZCWk3lcf52Ms/s1600/2013102314180000.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjlB00LzMdzFT_UZ-ZHS6ApQ-6HyuHJLfhkIP2Pe1vIFBe0_Y_QR3CxghUqg9tWcX4mO4-K-v9YPmMAoTP8Q5L3RkaQW6ywf0iK7r_yFm4F-AKd0-hLLsSlIW8Z-IcUKIsZCWk3lcf52Ms/s320/2013102314180000.jpg" width="180" /></a></div>
Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-57798706966331849782013-09-23T20:24:00.000+09:002013-09-26T21:50:29.380+09:00おいしい蕎麦屋 こちらに転勤してきてから自分好みのうまい蕎麦屋を探していたがどうも見つからなかったのだが、今日はやっとそんな蕎麦にありつけた感がある。休日に、満足できる麺屋がある、というのは大切なことだと再認識した1日。蕎麦にありつく前に偶然見つけた展望台からの景色もすばらしかった。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://hokutoinfo.com/wp-content/uploads/2013/06/top_06_13.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="149" src="http://hokutoinfo.com/wp-content/uploads/2013/06/top_06_13.jpg" width="320" /></a></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://hokutoinfo.com/wp-content/uploads/2013/04/topmain05.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="149" src="http://hokutoinfo.com/wp-content/uploads/2013/04/topmain05.jpg" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">上と下が全部一望できる展望台も偶然見つけました。素晴らしい景色でした。</td></tr>
</tbody></table>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://img.4travel.jp/img/tcs/t/tips/pict/src/108/417/src_10841766.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="150" src="http://img.4travel.jp/img/tcs/t/tips/pict/src/108/417/src_10841766.jpg" width="200" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">今日はこの店を見つけることができた充実した1日でした。</td></tr>
</tbody></table>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-23122563454165656472013-08-19T20:02:00.001+09:002013-08-19T20:04:19.299+09:00夏休み終了 北海道の夏休みは短く今日で最終日。年休をもらっていたが、昼過ぎまで仕事してその後はスタバへ。アイス・チャイティーラテをいただいた。<br />
<br />
今回の夏休みは講習をし終わるとすでに8月であった。高英研のワークショップは雨のために担当できず、参加予定の方々や事務局に迷惑をかけてしまった。その間定期演奏会や、妻の免許更新などもあり、札幌と函館をいったりきたりしてお盆に。お盆期間は妻や私の実家でゆっくり過ごすことができた。普段出来ない読書ができて個人的にはとてもよかった。特に洋書1冊読めたのは、何より「今休みだ!」という充実感を与えてくれた。<br />
<br />
また明日から学校が始まる。北海道でもここは本州か?という湿気のある暑い日が続いており、職員室や教室は非常に辛い環境にあるが、生徒のためにまたがんばりたい。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://store.starbucks.co.jp/resource/cm_images/sbcj/0//4524785034204_1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://store.starbucks.co.jp/resource/cm_images/sbcj/0//4524785034204_1.jpg" width="200" /></a></div>
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-1080297145853002052013-07-12T21:02:00.000+09:002013-07-12T21:02:34.376+09:00旭川へ出張<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51rfelGJbUL._SL500_AA300_.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51rfelGJbUL._SL500_AA300_.jpg" width="200" /></a></div>
学校祭準備期間真っ只中であるが、昨日は日帰りで旭川へ出張。会議自体は大変有意義で実りあるものであったが、さすがに旭川へ日帰りは道中が長く感じられた。しかし、そんな中でも行きは新聞、帰りはエッセイの読書にと有効に使えたのでよかった。小檜山博のエッセイはJRの機内誌に必ず載っているが、そのエッセイを集めた文庫本を手に帰りは読書を楽しむことができた。また、旭川では久しぶりに旭川ラーメンを楽しむことができた。内陸の暑さを久しぶりに感じた1日であった。もうすぐ夏休み、あとひとふんばりしたい。<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://sayupapa.cocolog-nifty.com/oisiimono/images/2009/04/11/155dscf7470.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="150" src="http://sayupapa.cocolog-nifty.com/oisiimono/images/2009/04/11/155dscf7470.jpg" width="200" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">らーめん天金さんに初めて行ってみた。</td></tr>
</tbody></table>
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-60019294135309691182013-07-01T22:42:00.001+09:002013-07-01T22:42:42.166+09:002つの授業を目の当たりにして ここ数日で2つの授業を見る機会があり、大いに刺激を受けた。<div>
1つは先月末に行われたレイター講習会での岐阜県の先生の授業映像。いわゆる進学校ではない生徒で、当然単位数も少ない中で英語を学習してきた生徒が、楽しそうにコミュニケーションをしあう姿に感激した。こんなに堂々と、そして生き生きと英語を話す生徒たち。なんてすばらしい実践をされているのかと圧倒されてしまった。</div>
<div>
もう1つは本校で本日行われた研究協議会で同僚の先生による授業。私はビデオを前から撮らせてもらっていただけなのだが、生徒が本当に楽しそうに英語を話している。先生を食い入るように見て発言したり、仲間どうして笑顔で話す姿に、これまでの授業の殻を打ち破る新しい可能性を感じて私もすごくうれしくなった50分だった。</div>
<div>
コミュニケーションを志向した授業。言葉にすると青臭いのかも知れない。しかしそこに秘められた可能性や思いを大事にしたい。そして何より生徒との信頼関係を大事にしながら、生徒も教員も楽しんで英語を学習していくことが英語の授業の根本にあるべきだよな、と改めて思ったここ数日であった。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://www.itogumi.co.jp/results/results_post/45.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="250" src="http://www.itogumi.co.jp/results/results_post/45.jpg" width="320" /></a></div>
</div>
Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-64971144807929863252013-06-19T22:44:00.000+09:002013-06-19T22:44:50.952+09:00ジグソーで導入 久しぶりにジグソーで新しいレッスンの導入。いきなりテキストに入らせると、生徒は「自分とテキストの対話」のモードになってしまって、自分にひきつけたコミュニケーションができない。かといって、教員と生徒との会話も「1対40」では煮詰まってしまいがち。そんなときに場面の切り替えが入って、メリハリができるジグソーは役に立つ。いつもの4人グループで会話して、その間にカードを渡しておく。自分と同じマークの人同士で座って、別のグループをつくってそこで会話。①「会話の型」②「制限時間」③「役割分担」がしっかり決まれば、けっこうキビキビとした活動になることを今回も実感。またおりをみて使っていきたい。<br />
<br />
昨年に引き続き、教育実習生を担当しているが、やはり人の授業を見ることは私自身の勉強にもなる。自分には失われてしまった若さを発揮しながら、授業をしている実習生がまぶしく感じられた1日だった。<br />
<br />
今日から本格的に教科担任面談もスタート。学習方略が多様な教科を担当しているものとしては、こういった英語そのものの質問ではなく(もちろんそれも大事なことはいうまでもないが)、「どう英語を勉強するか」について生徒に伝える機会があるというのはありがたい。できるだけ効果的に彼らの学習が進むよう支援していきたい。<br />
<br />
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-12771669774404354232013-04-25T22:42:00.001+09:002013-04-25T22:42:54.817+09:00オリエンテーション <a href="http://olympicsmemorial.blogspot.jp/2012/05/blog-post_16.html">昨年のオリエンテーション</a>同様、年度初めのこの時期にオリエンテーションを行わせてもらった。なかなかオリエンテーションの素材を探す時間もなく、今回は躊躇していたが、同僚の先生方に後押しをいただき、やることになってから約10日間であったが、その間密度濃い準備が出来たおかげで、生徒に何かしらの印象を残せたのではないかと思う。<br />
中だるみの学年といわれている2年生であるが、やはり自分のことを知って可能性を伸ばしたい、という気持ちは強いということを、オリエンテーションをしながら、その視線と姿勢からひしひしと感じることができた。やはり生徒の前向きな姿勢なくしては、このような企画は成功しない。彼らの支援をこれからもがんばりたいと再確認する1日となった。感想シートを学年分放課後に見せてもらった。「自分の可能性を信じたい」。何気ない一言に感動をもらった。前回は「象の背中」という映像を使ったが、今年は以下の3つの映像を使用。こういった映像を創る人って本当にすごい…。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/kcaVsA-tr7g?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe><iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/UNbJzCFgjnU?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe><object class="BLOGGER-youtube-video" classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,40,0" data-thumbnail-src="http://img.youtube.com/vi/kKTamH__xuQ/0.jpg" height="266" width="320"><param name="movie" value="http://youtube.googleapis.com/v/kKTamH__xuQ&source=uds" /><param name="bgcolor" value="#FFFFFF" /><param name="allowFullScreen" value="true" /><embed width="320" height="266" src="http://youtube.googleapis.com/v/kKTamH__xuQ&source=uds" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true"></embed></object></div>
Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-26820435457472175282013-04-07T23:08:00.000+09:002013-04-07T23:08:24.173+09:00明日から新学期 春休み中に3回も札幌に出張に行ってしまったため、風邪を引いたり、同僚と話し合いを十分することもなく、今日まで準備に時間がかかってしまった。後手後手に回った感じを引きずる仕事、というのは何となく嫌なものだ。それにしてもこの仕事はdemanding過ぎるし、バランスを求められると言われながら、何と何のバランスなのかもよくわからなくなる日がある…。季節の変わり目のように何となくメランコリックな日々を過ごしつついつの間にか明日を迎えることになった自分。<br />
<br />
2年は中だるみの学年だといわれるが、それは本校も例外ではない、というかその傾向が顕著だ。何とか充実した2年生となるよう、こちらも支援していきたい。<br />
<br />
今日は昼に妻がサンドイッチを作ってくれた。それがいつになく新鮮で美味しく感じられたことが、今日の小確幸であった。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://blog-imgs-23.fc2.com/t/o/m/tomimo/20060726080824.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="http://blog-imgs-23.fc2.com/t/o/m/tomimo/20060726080824.jpg" width="239" /></a></div>
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-31687554550318898542013-02-18T20:09:00.000+09:002013-02-18T20:09:49.960+09:00公開授業と全道大会 15日(金)は本校での公開授業。自分の担任するクラスで行ったが、昨年よりはリラックスして行うことが出来たように思う。ただ、昨年に続いて指導いただいた文部科学省の方のご指摘には勉強になることが多かった。その一つがテーマ設定。社会的なテーマを議論させようとしたが、無理があったようだ。もっとシンプルに、ただ生徒とのやりとりを楽しみなさいよ、とその方に言われているようで、それができない自分にもどかしさも感じた1日だった。しかし、本校の英語の授業が、未知の領域を進もうとしていることははっきりとわかる。指示英語のみならず、英語を本当の意味で使った授業を展開していきたいものだと、気持ちを新たにした。<br />
<br />
翌日からの土日は全道大会で帯広へ。生徒は立派に行動してくれた。こういうところでも成長ぶりを見ることができるのは教師冥利につきるだろう。生徒にも地元のインデアンカレーを食べさせることができてよかった。空いた時間に、しばらく行っていなかったラーメン屋である海皇(ハイファン)に行けたことはうれしかった…。博多ラーメンほど油っぽくない、シンプルだがコクのあるラーメン。家族連れで行くにはこじんまりとした店内であるが、出張等で、一人で帯広に行った際にはぜひ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110521/16/torasan31/ee/12/j/o0640056011241659854.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="280" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110521/16/torasan31/ee/12/j/o0640056011241659854.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
<br />
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-13848446421112533072013-01-28T22:42:00.003+09:002013-01-28T22:42:41.750+09:00授業実践セミナー in 浦河<br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/20089/image?1223734348" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="212" src="http://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/20089/image?1223734348" width="320" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
先月の更新から2ヶ月近く時間がたってしまった。このところ仕事に追われているのと、何だか帰宅しても育児(というかそれにまつわる家事)で時間がとれず、更新できずにいた。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
12月は怒涛のように過ぎ去り、冬休みは10年経験者研修と高教研、部活の引率と帰省に終わり、何だか休んだ気がしない冬休みとなった。しかし高教研ではエネルギーあふれる先生方の発表に元気をもらったり、吉田研作先生によるCan Do Listに関するわかりやすく説得力ある講演を聴いて勉強することができた。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
1月に入り、12月に吹雪のため延期となっていた授業実践セミナーが浦河町で行われた。ワークショップをすることになっていたので行くこととなったが、やはりこちらが勉強になることが多かった。往復12時間のドライブはきつかったが、セミナー自体はやはり有意義だった。他校の生徒の様子を、公開授業を通してみることができるのは、何かと本校の状況と比較できるのでよかったし、他の先生方のワークショップにも、明日から取り入れようというアイディアが多かった。そして何よりグループ討議では、他の先生に自分の意見を引き出していただき、自分や自分の高校が置かれている状況について、再確認ができた。自分の中でもやもやしていた部分も、「そのように見ていてくれているんだな」と他の先生の視点を取り込むことで、少しずつすっきりしてきたように思う。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
2月には本校で、毎年この時期に行われている公開授業が行われる。正直今年は、昨年ほど準備に時間をかけることはできていないのだが、より自然な形で、生徒も教員もリラックスした中での、良い意味で「素」の授業を公開できればよいと思っている。自分なりにがんばろうと思う。</div>
Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-29055527319605974772012-12-04T22:37:00.001+09:002012-12-04T22:38:06.275+09:00岡山へ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cd/8b3f2ec2c690858ddbe647cef350cb13.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="117" src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cd/8b3f2ec2c690858ddbe647cef350cb13.jpg" width="200" /></a></div>
岡山へ道外研修をさせていただきました。2つの高校を見学させていただき大変勉強になりました。両校とも自主自立を念頭に指導しておられましたが、そうはいっても、その指導の木目の細かさ、丁寧さに感銘を受けてきました。学びになる点が多く、かつまだまだ消化しきれていないため、いずれ整理した形で表現したいとは思いますが、今はその衝撃を味わっている、といった感じです。<br />
<br />
岡山へは羽田空港経由で行きましたが、個人的に羽田-岡山間で就航しているボーイング787に乗れたことがうれしいできごとでした。Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-36363258856563760252012-10-18T22:23:00.001+09:002012-10-18T22:24:04.878+09:00形式と意味のバランス<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://d2oz5j6ef5tbf6.cloudfront.net/cd/large/Appolo_13_MCAD11241.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="199" src="http://d2oz5j6ef5tbf6.cloudfront.net/cd/large/Appolo_13_MCAD11241.jpg" width="200" /></a></div>
このところ授業の最初の単語集を使った活動で、また本文理解に関連させて、ペアなどで会話をさせているが、言語形式をある程度あたえつつ、かつ生徒のオリジナリティや創造性が出せるだけの自由度を与えつつ、というバランスを考えている。クラスにもよるが、単語レベルを超えて文やフレーズで話してほしいので、トピックだけ与えることもあるが、よほど面白いトピックでないとなかなか話が継続できない。かといって、全部の場面で、「この表現を使って」、と指定しすぎると、話に広がりが出ない。今行っているのは複文の従属節の部分を生徒につくらせ、主節はこちらで指定する、というパターンが多い気がする。なかなか考えどころだが、落としどころを、その場で瞬時に判断できるようになりたいと思う。<br />
<br />
副教材は平日課題が「UNITE2」へ。朝学習は「9分で読む速読演習」に。リスニングは「Hyper Listening」を進行中。サイドリーダーは「APOLLO13」入る予定。生徒が苦痛にならない、かつ、やりがいを感じられる程度の英語量を確保していきたい。<br />
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-49441606942492186172012-10-12T23:42:00.000+09:002012-10-14T20:47:48.518+09:00スピーチコンテスト 今年で16回目を迎える1年生恒例のスピーチコンテスト。今年は予選をOC1の時間で行って評価に加えることにして、本選は各クラスから2名ずつを選び、体育館で発表してもらった。生徒は非常に一生懸命取り組んでくれて、全体的に集中力のあるコンテストになった。<br />
ただ、もう少しユーモアというか、くだけた感じがあってもよかったかもしれない。もっと英語を楽しむ姿勢を育くんででいかなくてはと思った1日だった。また、今日のレイター講習会でも指摘されたことだが、スピーキング活動をカリキュラムに取り入れ始めたものの、いわゆるprepared speechばかりが先行しがちで、improvised interactionというか、即興で行う会話のようなものを、シラバスの中に組み入れるのを怠りがちなので、それをしっかり評価することが必要だなと感じた。ただ、improvisedなものなので、コンテストのような形でやることは難しいとも思う。悩みどころである。3月にはプレゼンテーションコンテストが予定されている。どういう形でやるのか、1年生の先生方と相談していきたい。Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-76554824353383983942012-10-12T23:31:00.001+09:002012-10-12T23:31:58.039+09:00レイター講習会<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://ec2.images-amazon.com/images/I/41QXXQF06ZL._SL500_AA300_.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/41QXXQF06ZL._SL500_AA300_.jpg" /></a></div>
今日は札幌へ出張。移動時間のほうが会議時間よりも長かったのだが、それでも列車だと楽である。Can-Do-Listの研修会ということで、明治大学の尾関先生、道内の高校の3人のパネリストの方からの実践発表と、充実した内容でとても勉強になった1日であった。<br />
行きの列車の中でCEFRについての本を読んでいけたので、尾関先生の話についていくことができてよかった。Council of Europeが考えているヴィゴツキアン的な学習者のイメージが、尾関先生の話によって明確になり、Can-Do-Listをつくる上で役に立ちそうである。3人の実践発表の方もおっしゃっていたが、Can-Do-Listは一人でつくっても意味がないし何より面白くないのだろう。私も最初はそう思っていたが、やはりコンセンサスを得ながら、具体的にどういう生徒になってほしいかをイメージしながら作りあうほうが面白い。そういうこれからのプロセスを考えると、今日の尾関先生が提示してくださった「学習者のイメージ」というもおは、本校でもぜひ共有したい生徒像だなと感じられた。<br />
あとは、教員が生徒をrateするという意味のほかに、生徒が自分自身をrateするようにもなってほしい、という意味を尾関先生がおっしゃっていたのが印象的であった。生徒に説明するためのCan-Do-Listではあるが、さらに一歩踏み込んで、生徒が自己を振り返ることができるようなものにすることも大切なんだと感じた。そういう意味で、すでにそのような取り組みをされている発表者の方々の実践には学ぶところが多かった。Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-47513988627961191102012-09-18T23:32:00.002+09:002012-09-18T23:32:39.559+09:00ALTとの授業 担当する1年生の授業では、1人のJTEと2人のALTが受け持つOC1というクラスがある。まさに、恵まれている環境である。ただこれもただ楽しいだけでなく(楽しい、という気持ちが大前提にないとモチベーションの意味からもダメなんだろうが)、英語習得にとって効果的なものにしたい。<br />
その意味で、8月から一緒に働くことになった2人のALTは、これまで非常に熱心に授業をしてくれて、1年生を担当している私も含めた2人のJTEとしては、大変ありがたく思っている。経験とユーモアがあり授業を引っ張っていく方と、きちんと気配りしながら授業をすすめるもう一方。2人のコンビも息が合っていてそれもありがたい。何より先を見越して授業をしていこうという姿勢があって、仕事も非常にorganizeされている。さらには、生徒に身につけさせたいポイントがあれば教えてくれと言ってきてくれる。さっそく、生徒がなかなか身につけられない関係代名詞の目的格を使った活動を考えてきてくれた。<br />
週1回ミーティングをして翌週の授業を作っていくことになった。生徒が活動をしながら自然にポイントを習得できるような実践を彼らと積み重ねていきたい。Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-82042334298895272682012-09-10T00:26:00.003+09:002012-09-10T00:26:40.790+09:00中学生への体験授業 昨日は本校の中学校向け学校説明会。地域の中心校だけあって多くの生徒と保護者が来られた。昨年行ったものとほぼ同じ内容であったが、昨年は赴任した年だったために緊張していたのかもしれない。今年はリラックスした気分で授業を行うことができた。<br />
アイスブレイキングをしてから、6コマリテルをしてもらったのだが、事前に与えられた英文をそのまま読むのではなく、それを見ないで自分なりの言葉で話す、ということが難しかったのかもしれない。もう少し言うと、「自由に発話させたいのなら、なぜ事前に英文をくれるのか」と生徒は思っていたのかも。<br />
40分の授業時間では英文を与えられてそれを理解・定着するステージと、自由に6コマ漫画を相手に説明するステージの間に、時間的なギャップがあまりとれず、生徒は混乱したのかもしれない。何度かやると、この活動の意味はわかってくるだろうが、初めての生徒には、私のもっていきかたが稚拙だったか。まあしかし、「少しチャレンジングでそれでも楽しい授業」、という印象はもっていただけたようで、まさに普段高校生相手にそのような授業を目指していることを考えると、高校の授業へのイメージを持ってもらう意味では、意義はあったと思われる。自分も久しぶりに中学生とコミュニケーションをとって、新鮮で、学びになった体験授業であった。Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-29296735262623984302012-08-25T21:49:00.003+09:002012-08-25T21:49:52.326+09:00Jigsaw 高英研セミナーで参加したワークショップで体験したJigsawを授業でやってみた。本などで知ってはいたが、実際に体験したことがあまりなかったのだが、やはり身近な人が実践しているのを見ると、私もやってみたいと思うものだ。<br />
新しいレッスンに入るとき、4パートを全部一人で読むのではなく、各自が1パートを担当する。40人を4つに分け、4パートをそれぞれ10人ずつ取り組ませた。同じパートを担当する生徒同士相談しながら、内容を理解して、「自分なりの言葉で英語にするよう」まとめさせる。本文を箇条書きにする者、日本語に訳す者。キーワードを書き連ねる者、どうしていいかわからない者。その後、パート1からパート4まで、一人ずつ担当者がいる4人のグループを10つくらせ、お互いに自分のまとめたものを話させる。理解したものを英語で伝えるのは難しく、ハードルが高い作業となる。ただ、ねらいはあくまでpre-reading taskなので、理解の促進、あるいは理解への助けとすることなので、これはこれでいいのだと思う。また次の時間、同じようなことをして、理解を深めてもらおうと思う。毎回やるのは大変だが、たまには各パートをチームで担当して、互いに助け合いながらレッスン全体を理解していくというのは、刺激的であった。student-centeredになるし、協力的な雰囲気も育つ。<br />
post-readingとしてretellに重きをおいた活動にもできそうだ。可能性を感じる活動で、今後も取り入れていきたい。Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-62962512659566259652012-08-16T20:14:00.002+09:002012-08-16T20:15:12.411+09:00高英研セミナーと帰省<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://www.tokachigawa.net/sightseeing/features/ecologyPark/img/photo.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://www.tokachigawa.net/sightseeing/features/ecologyPark/img/photo.jpg" width="200" /></a></div>
定期演奏会の翌日、再び札幌へ。久しぶりに大学時代からの友人と再会し、有意義な時間を過ごすことができた。彼のような洗練された日本語を操る人と会話するのは一種の癒しだ。自分の気持ちを言語化してくれているようで、心がすっきりとした時間をいただいた。ありがとう。また再会しましょう!<br />
<br />
その翌日は高英研セミナー。参加者の意識が高いので、こちらから伝えるというより、活動を互いにシェアしあうという感じ。それが勉強になる。こうやってお互い学びあうことが、一番効果的で楽しい学習であることを、 生徒に伝えることも大事な仕事なのだなと実感。<br />
<br />
その後は、妻と私の実家へ子どもともども帰省。無事昨日函館に帰ってきました。帯広では近郊の「エコロジーパーク」を訪問。水遊びができたり、積み木で遊べたりと、大人も子どもも遊べるスポットを新たに発見できてよかったです。今日から学校が再会。生徒は元気に登校してくれた。また気分一新して冬休みまでがんばりたい。<br />
<br />
<br />Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-2531793486923451742012-08-09T12:35:00.002+09:002012-08-09T12:36:07.532+09:00講習/コンクール/10年研/定期演奏会…<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://blog-imgs-26.fc2.com/t/o/m/tomodachi100/Image050.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://blog-imgs-26.fc2.com/t/o/m/tomodachi100/Image050.jpg" width="120" /></a></div>
更新が遅れてしまいました。夏休みに入ったものの、休んでいるという実感は全くなく、むしろ通常の授業日より忙しい日々でした。<br />
まずは講習を5日間。学校祭気分が抜けない生徒を一喝しながら淡々と。7月模試の結果はまずまずだったが、ここから11月模試に大きく下降するのが例年の本校の生徒。なんとか打開策を考えたい。講習終了後の翌日、部活はコンクールに出場。惜しくも全道を逃したが、青春の涙は尊いと改めて実感。<br />
その日の夜に札幌に移動。翌日から10年研修。講義も面白く、先生方とディスカッションする時間が十分にあり、有意義であった。先生方と夜に交流することもでき、楽しい時間をいただいた。10年経つとライフスタイルにも変化があったり、得意分野が定まったり、学校の中核的なポジションで働いている人も多く刺激になった。自分も一歩一歩地道にがんばりたいなと思えた5日間であった。函館に帰ってきて、町内会の演奏会に生徒は参加して、昨日はいよいよ定期演奏会。楽しいステージを繰り広げ、引退する3年生のスピーチに涙が出そうになったが、生徒はすばらしいパフォーマンスを披露した。<br />
これから札幌に向かい高英研に参加してきます。それが終わればやっと数日休みをいただきます。帰省してゆっくりするだけですが、それも大切な節目。心と体を休めたいと思います。Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3667151777983388679.post-57048125157920477422012-07-20T22:14:00.000+09:002012-07-21T12:03:09.690+09:00Can Do List作成会とGTEC Speaking<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://www.littlekendra.com/wp-content/uploads/2011/05/Speaking1.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="173" src="http://www.littlekendra.com/wp-content/uploads/2011/05/Speaking1.png" width="200" /></a></div>
ここ数日は学校祭の振り替え休日などもあり、まともな授業日がなかったのだが、合間を縫って英語科の先生方で本校のCan Do Listのブレインストーミングを行った。生徒が卒業した時点でどうなっていてほしいのかを念頭に、ポストイットに考えを書き張り出していくというKJ法のようなやりかたで行ったのだが、思いのほか先生方の考えるイメージが似ていて、納得のいくものばかりだった。何より生徒に対するビジョンを表に出して共有できる、というのは得がたい体験で、建設的な話し合いができた。<br />
<br />
本日はGTECのスピーキングを試行的に行った。まだ製品化はされておらず、問題自体も検証の必要はあろうが、スピーキングテストをやること自体は、大変意義があることと思っているので、いつの日にか製品化がされることを願っている。本校の生徒は受験英語の影響もあり、多くのアイテムをインプットしているだろうが、やはりスピーキングで使う主な表現を出す練習が不足していることを今日も痛感した。明らかに彼らよりいわゆる学力は高めでなくても、話せる高校生というのはたくさん存在する。スピーキングで使う語彙や場面を想定させて、練習させるなどして、話す部分を伸ばせないかなと、少し考えさせられた。一方で、思いのほかシンプルに自分の考えを述べることができる生徒もおり、4技能のなかでこのスピーキングは、他の技能と明らかに違う側面を持つことを実感した1日だった。<br />
<br />
私も高校時代は受験英語のインプットにいそしむばかりで、accuracyばかりを追い求め、fluencyなどという概念さえ知らなかった身である。それでも自分の知っている表現をしっかり自分のものにすれば、もう少しは話せるようになっていたかもしれない。自信をもって自分を伝えることができる力を高校段階で伸ばしてあげたいなと、今日のスピーキングテストを通して改めて感じた。Tetsuo Marugarihttp://www.blogger.com/profile/14371698407446656302noreply@blogger.com0