2010年7月30日金曜日
アルク英語教育セミナー
今日は札幌にて開かれた英語教育に関するセミナーに参加してきた。函館中部の今井先生と灘中学・高校の木村先生による講演が同時に聞けるとあって130名に及ぶ教員等の英語教育関係者が参加した。今井先生の高い志と英語教育への情熱、木村先生による具体的で本質的な授業実践を体感することができた。
・自分がやってきた英語を上達させる方法を、生徒にも体験させてやること
・何度も刷り込ませてoutputに最後は持っていくことが習得につながること
本当に本質的で、しかし今まで実践されてこなかった、だからこそ、納得のいく指導法を体験させてもらって、これなら自分の学校用にカスタマイズしてがんばれそうだと感じた。しかし同時に、この方法は何よりもまず自分が英語を学習し、英語を使うことにあこがれて、情熱を持っていることが大前提であることも学んだ。これもまた当たり前のことだが、同時に厳しい道でもある。まさに今井先生のおっしゃる「学ぶ喜びを感じながら人生を生きること」そのものが私たちに求められていることを知った、中身の濃い1日だった。
明日からケンブリッジ研修に向けて成田に旅立つ。全力でぶつかってきます。写真は今日地元にオープンしたマクドナルド。マクドナルドも最低出店商圏基準を見直し、人口3万に満たないこの地にも出店することを決めたようだ。これもこの地が、グローバリズムという変化の只中にある「しるし」だろうか。この時流の本質に乗って、本校の英語授業も変化していければと思う。
2010年7月28日水曜日
夏休みに突入
26日の全校集会をもって夏休みに入った本校。その前の週は英単語コンクールと夏休みの宿題配布で、夏休み前の授業も締めくくりを迎えた。 夏休みの宿題は、授業では扱わないレッスンの音読・暗唱・暗写の問題が大半。夏休み明けテストでは「覚えていないと点にならない問題」が出題される。もちろん夏休み前の授業では、音読練習をペアワークなどを通して行い、生徒は発音の仕方を覚える。夏休みではその覚えた発音で音読・暗唱・暗写に励むという流れ。ぜひがんばってもらいたい。
26日から今日までの3日間、吹奏楽部は本校記念会館にて合宿だったため、夏休みに入ったという実感がわかなかったが、今日の合宿終了でやっと一段落ついた感じがする。イギリスに行くため晴れ舞台であるコンクールを見ることはできないが、生徒たちにはがんばってもらいたい。特に3年生はすごく成長した彼女らだけに、最高の思い出を作ってほしい。
明日は通常勤務で30日はキムタツ先生と今井先生の講演。札幌でお二人の講演を聞けるとは何ともありがたい。しっかり勉強してこよう。31日からはいよいよケンブリッジに向けて出発。インタビューテストの準備をするべく、今日は自分の英語を録音してみた。ふー。恥ずかしいくらいに全然しゃべれない。英語は「青天井」。やればやるだけ自分のできなさがわかる。でもだから面白いのかもしれない。
2010年7月21日水曜日
Shopping and Lunch in Sapporo
2010年7月18日日曜日
夏休み前の授業もあと少し
来週の数日を残して夏休み前の授業もほぼ終了となる。主担当となっている英語Ⅰでは1回が単語コンクールの2回目(200問、35分)、もう1回が宿題配布(20ページの音読・暗写問題+基礎的な文法問題)なので、通常の授業はほぼ終了したことになる。
今年は音読→暗唱→暗写の授業を取り入れて1年生で実施した。暗写といっても段階的に穴埋めの箇所を増やしていき、最終的には全部の単語を生徒は書くのだが最初の文字は与えられているアクロニムという方法だ。これだと特進クラスだけでなく普通クラスの生徒でも家でしっかり音読→暗唱をやってくればできる内容で、集中して取り組む生徒が見られた。
学校祭が終わって2週間の授業が設定されているが、ここでどれだけ気持ちを引き締めなおして夏休みに入らせるかが課題である。このところ特進クラスの気の緩みが気になる。むしろ普通クラスのほうが落ち着いて授業に臨んでいるように見える。先週は特進クラスで模試の復習をしていたが、英文読解の講義形式で一方通行になっていたからなのかもしれないが、ウトウトする生徒がちらほら…。ふがいなさに「やる気あるのか!」と怒鳴ってしまった。でも考えてみると、内田樹氏の単語の学習に関するブログにあるように、出力の量が大事だとすると、普段の授業に比べて、模試の復習はほとんど私がしゃべるだけで、英文解釈の大切な点を生徒は個人個人で書き写すだけ。ペアワークもないので、相手に対する責任も生まれず、「積極的に授業を受ける」というインセンティブは生じていないわけで…。模試の復習においても、時間を細切れにして、学習した英文を再生させたり話したり、書いたりする作業が必要なのだろうか…。しかし読解問題は単文レベルではなく、文章レベルで理解をさせることが目的なので、単文レベルの再生を授業に組み込むのは正直きついなと思う自分もいる。悩みどころである。
話が横道にそれてしまった。通常の音読→暗唱→暗写の授業は、生徒が飽きることもなく、相手とペアワークをし、黙々と書き写し、生徒が活動する授業が展開されてきた。また授業の最初に速読テストを取り入れているが、これも読解力の向上に役立ってほしいと願っている。まずは進路マップの2回目がある9月までは最低この形を継続して成績の変化を見たいと思っている。その後はすこしこの基本線にアレンジを加えたい。より効果的な活動やタスクを入れて生徒のモチベーションを高めたいと思っている。
授業中はハンドアウト中心になるため板書することがほとんどなくなった。手が疲れないと同時に、いかに書いている間生徒をボケッとさせていたことかと今になってようやくわかった。しかし準備は大変だ。1レッスンは3パートから成り立つが、1パートに10枚以上のハンドアウトを学年分刷る必要がある。また速読テストもやっているため、ネタ集めが大変だ。これは大量に刷っておいてストックしておくからいいが、それでも1回の印刷時間は膨大になる。走り始めてしまった道なので覚悟を決めて継続するしかない。しかし、それでも実は充実しているのかもしれない。見通しをもって先のことを考えながら準備ができる仕事の仕方は、1回1回の授業で準備をせず不安になり「今日は何をしようかな、まあ何とかなるかな…」といい加減にやっていたかつての自分の仕事の仕方より、はるかに気持ちよいからだ。
2010年7月16日金曜日
2010年7月12日月曜日
同僚性の高まり
昨日は学校祭の打ち上げということで学年団に提案していた飲み会を実施。個室が用意され、メニューも豊富な「つぼ八」がわが町にあるのは、こういうとき大変ありがたい。今年道北から転勤されてきた先生が、指導力もあり面白い方でもあり、周囲から信頼されているのだが、この日も1学期の「10大ニュース」なるものを作ってくれて場を盛り上げてくれた。
普段はなかなか話せない様々なことを話し合い、3次会では最後に残った5人で、今後の本校の方向性について議論もできた。やっぱりこういう話ができるのは充実感のもとになる。いろいろな人の経験や考えを収斂させながらよりより学校づくりが「同僚性の高まり」によってできていけば、こんなに楽しく幸せなことはない。楽しい時間を過ごさせてもらった打ち上げでした。
2010年7月4日日曜日
Internet Addiction
The lesson I heard in "Practical Business English" on the Internet is about Internet Addiction. Characters shared their own experiences of addiction with e-mail, SNS, online game, and the like. Without Internet I cannot live. That is the truth. I can collect information, send messages, print important documents, check news, and make a plan for what world cup matches I should watch on TV. The personality on the program said that "I often think I could have done more productive thing after I got into it(=online game)." I also often think so.
I am lately a bit overwhelmed by power of the Internet. Today, I intended to prepare for the training I will take part in in Britain this summer, but I got into the Jamie Olive's site. Though I couldn't catch up with his British English, the delicious-looking BBQ appealed me a lot, and stayed on the site for a long time!
If I don't have a certain strong objective or an intention to use the Internet, I sometimes get lost during online surfing. I often think "What am I checking now?" "Where am I? I would like to keep a handle on using it.
2010年7月3日土曜日
ケンブリッジ研修のオリエンテーション
昨日は東京の「アルカディア市ヶ谷」という建物にて、ケンブリッジ研修のオリエンテーションが行われたため日帰りで参加してきました。どなたも明るくユーモラスで謙虚な方ばかりで、1ヵ月後の研修に向けて気持ちが引き締まると同時にワクワクもしてきました。
オリエンテーションには説明資料とともに一冊の文庫本が机上に。「ケンブリッジのカレッジ・ライフ」。2週間という短い研修を少しでも中身の濃いものにしてほしいと英検さんがご用意してくださったもの。また、昨年参加された千葉県の福水先生が楽しくも厳しく講話をしてくださった。「皆さん忘れないでください。皆さんの研修費の、そのお金の出所はどこでしょうか。生徒の英検受験料です。生徒に還元しないでどうするんですか。よく『うちの学校には合わない』と言い訳されている先生がいる。研修をいかにやってみて、アレンジしていくかが先生の仕事です」旨のお話でした。心にガツンと来ました。
ワールドカップで活躍した本田選手は「準備がすべてだ」とよく言っています。この1ヶ月何ができるかを真剣に考えて、しっかり準備をして当日を迎えようと心新たにしました。
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