2012年2月20日月曜日

公開授業終了。

先週の金曜日は文科省の指定事業の最後にあたり、公開授業が行われ、私も多くの先生方に自身の授業を見ていただいた。正直、精神的にかなりのプレッシャーがあってつらく感じたことも事前の段階ではあったのだが、当日は、励ましの言葉や温かい雰囲気の中で、何とか乗り越えることができた。生徒もいつもどおり、かつ、いつも以上に彼らの個性を発揮してくれて、私自身も授業を楽しむことができた。本番にも物怖じしない、本校の生徒の底知れない可能性を垣間見ることができて、それが一番うれしいことであった。

公開授業の前日と当日と、親しくさせてもらっている先生方とお話しすることができ非常に勉強になると同時に、今後にむけて元気と勇気をもらう時間をいただいた。志を同じくする人がいる、というのはうれしいものだ。私も謙虚に、しかし時に思い切って物事を進めたいと感じたここ数日であった。
翌日は吹奏楽のコンサート。自衛隊の方にお招きいただいての貴重な演奏の機会であり、前日の個人・パート指導も含め、生徒にとっては貴重な機会をいただいた。集団行動のきびきびとした動きなど、局長はじめ、ずいぶん成長した姿がそこにはあり、うれしくなると同時に、今後に向けて期待がもてる彼らの自主性の発揮に、ほっと胸をなでおろした。

その翌日は英検の面接委員。さすがに体力的にはきつかったが、これはやはり私自身にとっては非常に勉強になる仕事である。試験官であると同時に、受験者の雰囲気をやわらげ、今後の意欲につながるような面接になるよう心がける。約50人の学習者の第2言語を聞き、彼らの学習履歴と今後に未来を馳せながら話ができるというのは、やはり貴重な経験である。やはり1日終わるとやってよかったな、という気になる。

この1年は、英語と部活と、組織の一員としての仕事というよりは、一教員としての本来業務というか、そういう仕事に向き合えた1年であり、本当にありがたい1年であった。この経験を無駄にしないよう、来年度につなげていきたいと思う。

2 件のコメント:

jacques さんのコメント...

大変お疲れ様でした。
先生の担当クラスの生徒のパフォーマンスとそれを引き出す先生の力、見ていて落ち着きました。見ている私も居心地が良かったというか。先生にお伝えしたとおり、最古参(在籍年数的に)として私は今の持ち場で頑張ることになりそうです。今自分がいるこの土地でも、何とか頑張ることが出来るんだ、ということを示せれば本望です。この業界、西高東低なので。

Tetsuo Marugari さんのコメント...

いろいろとコメントをいただいてありがとうございます。先生のおっしゃるとおり試行錯誤の段階ですが徐々に形にしていきたいと思います。西高東低なのでしょうか?私は実感がそれほどわきませんが、先生のところなら先生を中心に新たな道が切り開かれそうですね。応援しています。