2013年6月19日水曜日

ジグソーで導入

 久しぶりにジグソーで新しいレッスンの導入。いきなりテキストに入らせると、生徒は「自分とテキストの対話」のモードになってしまって、自分にひきつけたコミュニケーションができない。かといって、教員と生徒との会話も「1対40」では煮詰まってしまいがち。そんなときに場面の切り替えが入って、メリハリができるジグソーは役に立つ。いつもの4人グループで会話して、その間にカードを渡しておく。自分と同じマークの人同士で座って、別のグループをつくってそこで会話。①「会話の型」②「制限時間」③「役割分担」がしっかり決まれば、けっこうキビキビとした活動になることを今回も実感。またおりをみて使っていきたい。

 昨年に引き続き、教育実習生を担当しているが、やはり人の授業を見ることは私自身の勉強にもなる。自分には失われてしまった若さを発揮しながら、授業をしている実習生がまぶしく感じられた1日だった。

 今日から本格的に教科担任面談もスタート。学習方略が多様な教科を担当しているものとしては、こういった英語そのものの質問ではなく(もちろんそれも大事なことはいうまでもないが)、「どう英語を勉強するか」について生徒に伝える機会があるというのはありがたい。できるだけ効果的に彼らの学習が進むよう支援していきたい。


2 件のコメント:

Jacques_southhill さんのコメント...

お久しぶりです。教科担面談は効果があります。自分も去年入試を控えた3年生に模試の結果を見ながら「作戦会議」と称して生徒を呼んで話をしました。この頃は授業も大事だけど、生徒のパフォーマンスを引き出すために授業外の取組って大事だなぁと思っています。今は1年生ばかりを担当しているので、学習効果が出ていない生徒を中心に呼んで話をしようと思っています。久々の書き込み興味深く読ませて頂きました。ありがとうございます。

Tetsuo Marugari さんのコメント...

面談はエネルギーを使いますが、やはりやる気のある生徒が希望して来ているので、そういう面談はこちらも熱が入るし、こちらも元気が出てきますね。一方でこちらから呼んで指導する子もやはりいるのですが。コミュニケーションを志向する授業を目指すには、生徒の態度形成がすごく大切だし、優しいときは優しく、厳しいときは厳しく、どちらも面も授業者に求められているなとこのごろ実感しています。