2013年7月1日月曜日

2つの授業を目の当たりにして

 ここ数日で2つの授業を見る機会があり、大いに刺激を受けた。
 1つは先月末に行われたレイター講習会での岐阜県の先生の授業映像。いわゆる進学校ではない生徒で、当然単位数も少ない中で英語を学習してきた生徒が、楽しそうにコミュニケーションをしあう姿に感激した。こんなに堂々と、そして生き生きと英語を話す生徒たち。なんてすばらしい実践をされているのかと圧倒されてしまった。
 もう1つは本校で本日行われた研究協議会で同僚の先生による授業。私はビデオを前から撮らせてもらっていただけなのだが、生徒が本当に楽しそうに英語を話している。先生を食い入るように見て発言したり、仲間どうして笑顔で話す姿に、これまでの授業の殻を打ち破る新しい可能性を感じて私もすごくうれしくなった50分だった。
 コミュニケーションを志向した授業。言葉にすると青臭いのかも知れない。しかしそこに秘められた可能性や思いを大事にしたい。そして何より生徒との信頼関係を大事にしながら、生徒も教員も楽しんで英語を学習していくことが英語の授業の根本にあるべきだよな、と改めて思ったここ数日であった。

2 件のコメント:

Victory さんのコメント...

元気ですか?もう明日から学校なのですね。私の方は10日後からです。Marugariさんが見た岐阜県の先生の授業、ああありたいと私も思います。彼女は今年のケンブリッジ研修のメンバーの1人です。今年からケンブリッジへは高校の教員16名だけを送り込む形になりました。ちなみに中学校組は小学校組とともにシアトルでの研修です。

Tetsuo Marugari さんのコメント...

ご無沙汰しております。先生もお元気なことと思います。ケンブリッジ研修のあり方も変化が出てきているんですね。高校教員だけでもイギリスへ行かせる判断は賢明ですよね。私が言うのもおこがましいですが。また明日から精進していきたいと思います。そちらも北海道の比ではないくらい暑いと思いますが、お体ご自愛ください。