2010年11月7日日曜日

同窓会での地区研修会

 先ほど、同じ大学出身者の集う地区研修会から帰ってきた。教育を取り巻く事象に対して俯瞰的に解説してくださる先輩の研修を受けることができることは貴重な機会であり、日ごろ目の前のことに忙殺されている私にとって稀有な学びとなった。自分の教育者としてのビジョンは何か、鋭く自分に問われている気がした。それがない小手先の技術論では、この仕事を続けていくのには厳しいのだなと改めて感じた。対極的なまなざしをもって、戦略的に実行していく必要を感じた1日だった。
同時に感じたのが、上に立つ人々がもつ謙虚さ、話のうまさ、そして気の使い方であった。どれをとっても自分にはないもので、そういうものを自分の中に涵養していくことが大切だと学んだ。リーダーシップやマネジメントの大切さを技術論的に感じていたこのごろであったが、やはりその前に一人の人として、行き方として自然に人様に示せるようになりたいものだと、痛切に感じた研修会であった。

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