2011年9月15日木曜日

ALT研修

今日は本校でALTのための研修会が開かれた。対象教員はALTはもちろんJTEにも開かれており、小・中・高の先生がたや市町村の教育委員会の方など、国際色豊かな30~40人ほどの参加者が集われたのではないだろうか。私は自分の授業の関係で、本校のALTとJTEによるTTを見ることができなかったのだが、その後のワークショップに少し参加することができた。本道の英語教育に長く関わってコミュニケーション重視の授業を指導されているオレンカ・ビラッシュ教授も来られて、いろいろとアドバイスをくださった。一部しか参加できなかったのでそのすべてを吸収できたわけではないのだが、印象に残ったのは次のコンセプトだ。

アクティビティをchallenge/supportで考える。challegenというのは、そのアクティビティの難しさで、supportというのは、学習者がそのアクティビティをやり遂げるまでに受けることができる、教員や教材などの支援の度合いである。challengeとsupportの2つの側面で、それぞれ「high」「low」を考えると4象限ができあがるが

challengeがlowでsupportもlow→boringなアクティビティ
challengeがlowでsupportがhigh→confirmationのためのアクティビティ
challengeがhighでsupportがlow→frustrationのたまるアクティビティ
challengeがhighsでsupportもhigh→growth生徒が成長するアクティビティ

最後のアクティビティを生徒にどれだけさせられるかが鍵だと教わり、これは今後自分のアクティビティを考える上で大変ためになる切り口だな、と学びになった。それにしても本校のJTEの英語でのコメントを聞いていると心底尊敬してしまう。それくらいすばらしい英語話者なのだ。second languageでよくあれだけ話せるなあと、すばらしい先輩に囲まれて仕事ができることを誇りに思った。ALTともっと話し合って自身の英語力も鍛えたいし、もっとよい授業を協力してつくりあげたいものだと感じた1日であった。

0 件のコメント: