2011年6月5日日曜日

チームの重要性

金曜日はテスト準備期間に入ったこともあり、部活も休みとなり少し余裕ができた。各学年ごとに授業の方法等の歩調を合わせるようにと英語科主任からお話があり、私たち2年生チームも話し合いの時間を持った。ベテランの先生と若手の先生と私という3人からなる2年生チーム。4月からバタバタししながら自転車操業的な授業運営ではあったが、ここで歩調を合わせることができた。学年で共通のハンドアウト、授業の小テストも同じペース、使っている多種多様な副教材も同じ速度が原則の本校。ただそのための計画表などの仕組みがなかったようで、それをもとにこれからはペースをあわせていく。

アレンジして提案しているタスクが入った「コミュニケーション英語Ⅱ」(教科書は上記のPRO-VISION)のハンドアウトと、「基本的な授業の流れ(1パートをどういう構成で行うかの行程表)」を提案したが、理解あるお二人の先生のおかげで、そのタスクを実行していけることに。話をしているとその人の「英語習得観」のようなものが透けて見えてくる。ほとんど一致しているようで、それを実行に移すかどうか、形にするかどうかの問題であることが判明。これからの1年が楽しみになってきた。

「英語表現」(教科書は上記のPlanet Blue)のほうは若手の先生が作ってくださっているが、それもよりシンプルな形で学年統一で行うことに。こちらはこれからどうやってコミュニケーション活動を取り入れながら行っていくかなかなか形が見えない。実質ライティングの教科書を使っているため、英作文の授業はALTを交えながらできるのだか、50分の授業中でinteractionを取り入れた授業展開の形がまだ見えず、何とかしたいと思っているところ。

「有意義な話し合いだったね」と、その後ベテランの先生から一言。こういう先生とともにチームが組めるのは本当にありがたいかぎりだ。その後、今日は家で本校の先生が書いたチームプレーに関する研究紀要を読書。本校で実践されていることが惜しげもなく公開されているが、やはりチームでやっていこうという中心となる先生の心意気が大事だよなと、感銘を受けながら読了。

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