今日は「英語表現Ⅱ」の授業にて、1年生で今年から新たに取り入れている活動を2年生でやってみた。ペアになり、右の人がAのストーリーを、左の人がBのストーリーを読む。その後、ALTが2つのストーリーについてかいつまんで説明。大体の話の内容をつかんだら、今度はペアのパートナーに自分の言葉でその話の内容を伝える。最後は全体で指名されたら発表する。最初から読んでしまったり、つかえてしまったりする生徒もいるが、中には驚くほど自分の言葉で自信を持って話す生徒もいて、多種多様であった。outputすることで、自分の言いたくても言えない穴(hole)に気づく。それが今後、相手に伝える際のモチベーションになることを願いたい。
「英語表現Ⅱ」の授業はどうも、コミュニケーション活動を取り入れにくくて困っている。どうしても「コミュニケーション英語Ⅱ」のほうばかりに力が入りすぎてしまって、授業の構成もしっかり作れていない。最初の導入でupgradeをやって解説して、その後は教科書を淡々と…という、お粗末な授業スタイルのままである。もちろん暗唱例文のリストからなるハンドアウトを使って、ペアで言い合ったり、などの活動はしているが、どうもそこから先の一方が踏み出せていない感があった。ほんとに自分の授業を毎回振り返ると情けなくなるくらい、言語活動を生徒にさせてあげられていないことを感じる。聞いて・読んで・話して・書いて…。シンプルだが、4技能をフルに使わせる授業をしてみたいと思いつつ、50分があっという間に過ぎ去って、気づくと私が解説をたくさんしていたりする…。
まあ、その意味で、今日の活動はリアルなコミュニケーションとは言えないにしても、なかなか創造性のある活動にすることができた。もう少し詰めて英語表現も彩りある授業にしていきたいものだ。
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