月曜日は仕事が終わってすぐ出張のため家を出た。翌日の岩見沢東での公開授業のためだった。今年から国立教育政策研究所の指定を受けて授業改善に取り組んでいるとは知っていたが、さっそく公開授業をするという。すさまじいやる気を感じて早速拝見しに行って来た。
英語でコミュニケーション活動がなされる本来的な授業を拝見してきた。学習活動を超えて、コミュニケーション活動を志向している。私自身の胸に突き刺さってきた。私の授業はタスク中心。私のやっているタスクで、果たして本来的なコミュニケーションは成り立っているのか、大いに疑問が沸いてきた。生徒との生徒のやりとり、生徒と教員のやりとり。生徒の理解を手助けする英語って、こうやって使うんだと、まざまざと見ることが出来た。翻って、私の使う英語は指示する英語の域を出ていない。これでは生徒の心まで染み入る英語にはなっていない。英語でコミュニケーションをする授業には到底なっていない…。
帰りの道のりは、かなり暗澹とした気持ちになった。果たしてこれから大丈夫なのだろうか。同僚の先生と共有しながら、また新しい道を探っていくしかないと思いながら帰路に着いた。いずれにしても、実り多い研修となった。こんなに考えさせる研修を受けたのは久しぶりだ。正解はないのだろう。納得解を目指して、先生方とまた本校の授業を目指していきたい。
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