2011年11月5日土曜日

英語表現の授業

コミュニケーション英語Ⅱ(以下コミュⅡ)の授業について考えることが多いのだが、英語表現Ⅱという科目も大事なわけで、今日はこの科目についての予習を行った。

担当する2年生は、コミュⅡが4単位、英語表現Ⅱが2単位となっており、どちらも本来は研究指定を受けていることもあり、いろいろと改善する余地があるのだが、英語表現ⅡはコミュⅡでは補えない文法事項を補強する役目を負わされている感は否めない。それでも週2回のうち1回は自由英作文の授業を、クラスを半分に分けて、半分を日本人教員が、残り半分をALTが指導する体制を取っている。特にライティングの授業なわけではないので、英作文にする義務は全くないのだが、本校の生徒のニーズにも合っているし、それなりに意義がある授業ではある。今日は当面のトピックについて、ロールモデルとして、一学習者でもある日本人の私が書いたということで参考にしてもらいたいと思い、自分なりにエッセイを書いていた。普段なかなか英文を書くことがない分、思いのほか勉強になってよかった。

週2回のうちのもう1回は、副教材「アップグレード」を使った文法演習小テストと、それから教科書である。教科書は静先生によるもので、ペアで行ったり相談して行うのに便利な活動がちりばめられており、非常に使いやすい。簡潔で、それでいてそれなりに歯ごたえのあるタスクのおかげで、こちら側に過度の負担がかからない形で授業を進められるため、大変ありがたい。それでも自分の文法に関する説明は、本校の生徒には物足りないのかもしれない。たまに読む「view21」の記事を読んでいてそう思った。市販の教材はないスパイスの効いたコメントを簡潔に入れられるようになりたいものだ。

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