2011年7月14日木曜日

pair-retellで、夏休み前の授業終了

今日は明日からの学校祭を前にして最後の授業。昨日・今日と、コミュニケーション英語Ⅱの授業では投げ込み教材でペアretellを実施。同僚の先生からのアイディアをいただいて、少しアレンジして実施してみた。

この教材はreading textもあるが、それをもとにした6こま漫画もついている。なかなか興味をかきたてるtopicで生徒も楽しそうに漫画を見てくれた。最初に漫画を見て、アイディアをとなりの人とbrainstorming。その後、textをsilent readingして新出単語を私の後についてrepeat。その後、また漫画を見ながら、向かいのパートナーにretell。最初にdemonstrationを私がして、要領をつかませてからやらせてみた。昨日・今日とおおむね良好に取り組んだ。生徒はtextの内容をベースにしながら、英語をしゃべっていく。ペアで違う漫画とreading textのため、相手の話を一生懸命聞く。以前行ったretellは、ペアで同じ内容をretellしていたために、聞く動機が弱かったが、やはりinformation gapをつくるとこうも違うものかと、パートナーの話を熱心に聞いている生徒を見て思い知らされた。その後、相手のretellを聞いた側は質問を相手に1回して1セット終了。その後スイッチして同じように行い、最後はクラスで数ペアが発表。



教科書のtextもこういうふうにペアで出来ればいいのだが、題材によるだろう。やはり絵は文字に頼らずに自分の英語でしゃべるためのベースになる。ALTとも今日議論していたのだが、生徒のレベルにあってわかりやすい絵を、どこから探してくるかは、なかなか難しい。またreading textもあまりに何回だと読む動機を弱めてしまう。あくまでretellが目的なので、text自体が読解に時間を要するものであってはならないからだ。

最後の授業のためアンケートも実施。おおむねペアワークやグループワークは受け入れてくれているようだ。授業とテストの関係に関することや、音読に関することなど、生徒はやはり敏感だし洞察力に富んでいることを痛感。授業を変えていけないのは、やはり生徒のせいではなく、こちら側の固定観念によるものだと改めて実感させられた。生徒の英語力が伸びるための王道を進まなくてはと強く思った。生徒のために精進していきたい。

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