2010年10月31日日曜日

大戸屋&Starbucks


昨日は苫小牧市まで1時間15分ドライブの末、かばんを買いに出かけた。ショッピングモールに入っているのが定食屋の「大戸屋」とStarbucks。どちらも東京にいるときにお世話になった。大戸屋は健康志向+リーズナブルなお値段、Starbucksは軽快で落ち着いたな内装とコーヒー一杯で何時間も粘れる勉強に適した空間、ということで、大好きな店だった。大戸屋ではいつも食べていた「味噌カツ丼+そば」を、Starbucksではいつものコーヒーではなくてモカフラペチーノを注文。
勤務地自体はそれほど都会ではないものの、1時間少しでこういった落ち着くチェーン店に行けるのは幸せである。

2010年10月30日土曜日

実践ビジネス英語『特別企画』

週に3回聞いている実践ビジネス英語。今はインターネットで聴くことができるため、好きな時間に聞くことができる。週5回ではなく3回というのがいい。仕事で疲れていて聞けない日もあるが、3回だと1週間のうちに時間を作って聞くことができるからだ。
今週はラジオで特別企画をやっているようで、実践ビジネス英語を聞いて英語力をつけたビジネスパーソン3人にお話を聞いている。インターネットは1週間遅れでアップされるため、来週に3回分を聞ける予定。これは非常に楽しみだ。アドレスは下記の通りです。試しに聴いてみてはいかがだろうか。

http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/business2/index.html

2010年10月24日日曜日

Clustr Maps(英語の「広がり」と日本語の「密度」)



上はこのブログのClustr Maps (visitorの場所を教えてくれるサービス)。
下は以前英語で書いていたブログのそれ。

英語で書くだけでこんなに多くの人が自分のサイトを見てくれる。ちなみにどちらも4000アクセス程度。しかし日本語で書くと日本は人口密度が高いためか、日本に厚みのあるリピーターをいただけるというメリットもある。ガラパゴス化という現象がささやかれる日本経済だが、しかし3位とはいえ、有数の市場規模を誇る日本を、世界企業が看過できないのはそうした特徴にもあるのだろう。

日本語と英語。両者を知り、学ぶ意義は大きい。

2010年10月21日木曜日

変革されていく学校の中で

 私がこの学校に来て7年目になる。その間この学校は普通クラス6間口だった3年生が卒業後、5間口完成となり現在に至る。その間、特進クラスが5クラス中1クラス作られ、進路別学級編成となり、昨年度からは単位制となった。そしてまた数年後から始まる新学習指導要領にあわせたカリキュラム編成の準備をしている。
 確かにここ数年で大きく学校は変わってきた。しかし「変化が激しくて何が良くて何が悪いのかもわからなくなってきた」「だからもう変える必要はない」という意見をこのところ聞く。私はそうは思わない。なぜなら明らかにこの学校は「良く」なってきているからだ。赴任した当初は授業の成立もおぼつかないような学校だった。私の指導力不足もあったのだろうが、生徒が教員の指導に乗っていない学校で、授業不成立は日常化していた。何より集会のあり方が異常に感じられた。ザワザワしたまま、生徒が落ち着かないうちに始まる集会。先生方の押さえが効かず、一人ひとりのマンパワーがある先生のみが生徒を黙らせているような学校だった。
 今日、3時間授業をしているときにふとそんなことを思ったのだった。タスクをこなし、さかんにペアワークをして、眠る生徒がほぼ皆無になった教室。入ってくる生徒の気質がおとなしくまじめになったことは事実。しかしあきらかに学校全体として「まとも」になっていることは明らか。その部分をこの学校はもっと肯定的に評価すべきだと思う。別に傷をなめあう必要はないが、次にさらに改善していくためにも、内部の人間が自分たちのこれまでの歩みを認めることは必要だろう。
 そしてその原因は、特進クラスの新設、単位制への転換というシステムを変えることと、それを好機と捉えた職員集団の積極的な歩みによるだろう。「本来的な教育の姿が見えない」「変化についていけず、何が良いのかわからない」「いっそ特進もやめたほうがいいのでは」「単位制の意味がわからない」。ラディカルな意見は本質的でときにはそういった視点で学校を大局的に見ることは必要だろうが、大真面目に聞かされるそんなあまりにナイーブな意見を聞いていると、気が滅入ってくるのは私だけだろうか。
 私たちは職員だ。戦略的にシステムに意味を見出しながら、この学校を建設的によくしていく責務がある。意味がわからないのは、意味を見出していないからだ。意味を見出すのが私たち内部の人間の仕事だろう。

2010年10月17日日曜日

Deviled Egg, Chilli Meat and Beer Pong

 

 金曜の夜は、1学年の飲み会で、話に花が咲き(すぎ)、7時に始まり、5時に終了した。5時まで飲むのはほぼ学生時代以来ではないだろうか。さすがに翌日はなかなかアルコールが抜けず、辛かった。しばしば行く地元のラーメン屋「大龍」で、五目ラーメンを食べてから少し気分が良くなった。 
 そして、昨日はALTの先生の家でハロウィンパーティーだった。Deviled eggやChilli Meatなどをいただいた。うちのALTは外国人とも日本人とも満遍なく付き合う人間的にすばらしい人で、この日も、近隣の方々を招いてのパーティーとなった。もちろん、恒例のbeer pongなどで盛り上がったのだが、一方で、参加者と深い話をすることもでき、有意義な時間となった。

2010年10月11日月曜日

授業アンケート→タスクの改善

 9月一杯で前期も終了したため、私が主担当を務める英語Ⅰの科目では授業アンケートを実施。今回は中学時代に比べて、この授業で「聞く」機会と「話す」機会が増えているかどうかを聞いた。もう一つは4月から行っているハンドアウト授業に対する「良い点」と「改善点」を聞いた。生徒によって「聞く」活動が何で、「話す」活動が何であるかは捉え方が様々。例えば、音読している活動中にも実際は自分で自分の声を「聞い」ているのだが、それを「聞く」活動と考えている生徒もいれば、そうでない生徒もいる。だが今回はあえてそういった定義は生徒の判断に任せて、増えたが減ったか、生徒の印象を書いてもらった。「聞く」にしても「話す」にしても格段にその量は増えているという印象を持っている生徒が大半であった。また、ハンドアウト授業に対してもおおむね好評であった。しかしおとなしい印象の今年の1年生もしっかり考えているんだな、と思える中身の濃いコメントも目立った。タスクの中身に関する言及もちらほらあり、考えさせられた。
 今日は1年出勤して、大半をそのハンドアウトの改善に時間を割いた。
①左に英語、右に日本語が配されたサイトラ用シートを逆にした。
(右にあるほうが、最終的に産出させたい言語だとしたら、当然それは英語になろう、という静先生の指摘を以前読んだのを思い出した)
②視写(左の英語を見て、そのまま書き写す。力のある生徒なら左の英語を隠しながらやってもいいが)をタスクに入れた。
③②の導入のため、ディクテーションのハンドアウトは当分休みにした。
 明日から後期の授業が本格的に始まる。中身の濃い授業を構成していきたい。

2010年10月10日日曜日

統計ソフトSPSS起動

 3年ほど前に高いお金を出して購入した統計ソフトのSPSS.マーケティングや社会調査など、広く学問や企業の世界で使われている統計ソフトであるが、言語学でも量的調査には大切なツールとなっている。大学院ではけっこうお世話になったものの、1年間ほど使用して以来、忙しさにかまけて研究をしてきてこなかったため、PCのハードディスク内に眠っていた。
 しかし授業も半年を過ぎ、これまで集めたデータを使ってSPSSを動かしてみた。一つ決まっている研究発表はもちろん、それ以外に2本ほど、実践発表ができるような形にもっていくのが最終的な目標である。エクセルと違い、統計ソフトは、平均値の差が出るだけでなくそれが「統計的に有意な差であるかどうか」を示してくれる点で重宝している(というかそのくらいしか、私の統計的知識ではソフトを使いこなせていないのだが…)。
 授業を行って、英語力が伸びたか、あるいは授業に対する志向性が高まったか、その平均を2地点間で比較してみたが、どうも統計的に有意な差は見出されない。学力層ごとに3分割して、そのグループごとの差を比較してみているが、思ったような結果は得られなかった。
 もうすぐ、最新のテスト結果が手元に返ってくる。今度はそのデータをもとに、英語力の伸び、志向性の高まりを調べてみたいと思う。

2010年10月3日日曜日

卯城祐司先生の講演

 今日は年に1度行われる北海道英語教育学会(HELES)の研究大会だったので、札幌まで2時間車を飛ばして行ってきた。目当てにしていた研究発表も聞くことができ、またこのところ増えている(ように感じる)高校の先生や恩師の先生と言葉を交わすこともでき、有意義な時間を過ごすことができた。
 なにより今回の講師である卯城祐司先生のお話を伺うことができたことが収穫だった。高校現場は4技能で言えばリーディングに最も重きが置かれているが、先生はリーディング研究の第一人者ということで、私たち参加者をタスクを通して巧みに巻き込みながら、「英語を理解する」ということはどういうことなのか、ゆっくりとしかし着実に議論の深みへと誘ってくれた。特に「再話」(retelling)の活動を様々紹介いただき、この活動の意義を楽しく語っていただき、私も少しアレンジしながらでも明日からの授業に生かそうとヒントをいただいた。
 卯城先生も北海道のご出身であるし、こういう研究大会に出ると日本で世界でがんばっている英語教育の方々の存在に励まされる。元気をいただいた1日だった。

World Englishes

 World Englishesという名のもとで、安易な「英語ならなんでもいい」という論調には与したくないですが、下記のU-Tubeの動画は24の英語のアクセントを載せていて面白いですね。経済学101さんのブログから引用させていただきました。

http://www.youtube.com/watch?v=dABo_DCIdpM&feature=player_embedded

2010年10月2日土曜日

吹奏楽部全道大会終了

 9月30日、10月1日に行われた吹奏楽部の全道大会の引率も無事終了した。定期演奏会が終了してすぐに大会に出発だっただけに生徒はかなり疲れた様子で学校に到着したが、大会中は非常によくがんばってくれた。演奏も素晴らしいものだった。この大会をもって3年生は引退となるが、昨日の夜は1,2年によるささやかな引退セレモニーが催された。3年生の成長ぶりには目を見張るものがあっただけに私も感慨深いセレモニーとなった。「人が大きく成長する貴重な高校生の3年間をともに過ごし、その成長を見届けることができる」という事実。高校教師をやっていてこれほど幸せなことはない。
 明日は北海道教育学会が北星学園大学で開催される。楽しみにしている実践発表もある。疲れを今日中にとって明日に備えよう。