2011年7月29日金曜日

一山越えて

今日は吹奏楽コンクールの地区大会だった。金賞だったものの全道の目標はかなわなかった。生徒達お疲れ様、脇から見ていましたが、輝いていましたよ。さて次は定期演奏会。特に3年生は有終の美を飾ってほしいものです。

2011年7月26日火曜日

New life for my friends

  Today was the day when my co-worker at the previous workplace and her husband left Japan for U.S. to begin their new life. I feel sad all day long today because my wife and I had a lot of memories with them.  We really miss them. We talked a lot from serious things as colleagues and English teachers to funny stuff like cooking, games and English terminologies. Though we cannot join their wedding this year, we look forward to seeing them again in the near future. Thank you Alex and Mai from the bottoms of our hearts, and we wish you a great new life in your home country!!

2011年7月22日金曜日

夏期講習開始

今日から5日間の英語講習開始。土曜日に行っていた講習と基本的には同じ内容。時間を計って速読を行う。その後文法問題集の解説。コミュニケーションを重視する授業とは対照的に、どうしても講義形式になってしまうが、やるからにはきちんと生徒にわかりやすい説明を心がけたい。

今日は夏季休業中の課題も配布。サイドリーダー1冊、総合問題集1冊、自由英作文1問という内容。サイドリーダーはできるだけ辞書を引かずに英語にどっぷりつかって読んでほしい。まだ3年生ではなく正確さが綿密に求められる時期ではないだけに、ぜひともこの2年生の夏休みで、ambiguity toleranceの姿勢を身につけてほしいものだ。

2011年7月19日火曜日

夏休み突入

今日は全校集会が行われ、異動して最初の大きな休みに入った。といっても進学講習、部活の大会や演奏会、教員免許講習、英語のワークショップと、普段の日々より忙しいのでは…と心配な夏季休業期間となる。それでも普段の日常が一度リセットされる日を今日迎えた。本校は7時間の日が多いため、今日のような日は授業がなくても良いということなのだろうか。最後の日は授業が無く、掃除や集会でおわるというのは、リセットするにはもってこいの内容である。7時間授業にはそういう効用もあるのだなと思った。

明日は全道大会に出場した野球部を応援ということで吹奏楽局とともに札幌へ。といっても朝の試合のために朝(夜?)の3:00に学校に行ってそこから出発である。一眠りしたほうがいいのか、それともそのまま起きていたほうがいいのか思案中。疲れもたまり大変だろうに、部活の生徒は本当によくがんばっている。せめてバスの中でも十分寝て、体力を回復してほしいものだ。

2011年7月14日木曜日

pair-retellで、夏休み前の授業終了

今日は明日からの学校祭を前にして最後の授業。昨日・今日と、コミュニケーション英語Ⅱの授業では投げ込み教材でペアretellを実施。同僚の先生からのアイディアをいただいて、少しアレンジして実施してみた。

この教材はreading textもあるが、それをもとにした6こま漫画もついている。なかなか興味をかきたてるtopicで生徒も楽しそうに漫画を見てくれた。最初に漫画を見て、アイディアをとなりの人とbrainstorming。その後、textをsilent readingして新出単語を私の後についてrepeat。その後、また漫画を見ながら、向かいのパートナーにretell。最初にdemonstrationを私がして、要領をつかませてからやらせてみた。昨日・今日とおおむね良好に取り組んだ。生徒はtextの内容をベースにしながら、英語をしゃべっていく。ペアで違う漫画とreading textのため、相手の話を一生懸命聞く。以前行ったretellは、ペアで同じ内容をretellしていたために、聞く動機が弱かったが、やはりinformation gapをつくるとこうも違うものかと、パートナーの話を熱心に聞いている生徒を見て思い知らされた。その後、相手のretellを聞いた側は質問を相手に1回して1セット終了。その後スイッチして同じように行い、最後はクラスで数ペアが発表。



教科書のtextもこういうふうにペアで出来ればいいのだが、題材によるだろう。やはり絵は文字に頼らずに自分の英語でしゃべるためのベースになる。ALTとも今日議論していたのだが、生徒のレベルにあってわかりやすい絵を、どこから探してくるかは、なかなか難しい。またreading textもあまりに何回だと読む動機を弱めてしまう。あくまでretellが目的なので、text自体が読解に時間を要するものであってはならないからだ。

最後の授業のためアンケートも実施。おおむねペアワークやグループワークは受け入れてくれているようだ。授業とテストの関係に関することや、音読に関することなど、生徒はやはり敏感だし洞察力に富んでいることを痛感。授業を変えていけないのは、やはり生徒のせいではなく、こちら側の固定観念によるものだと改めて実感させられた。生徒の英語力が伸びるための王道を進まなくてはと強く思った。生徒のために精進していきたい。

2011年7月11日月曜日

すべては相手に伝えようともがくところから…


この頃は相手に伝えようとするときになかなかうまく伝えられないけど、何とか伝えられそうで、でもやっぱり伝えられなくて…と学習者が感じられるような活動を取り入れたいなと思う。大学院の授業で先生がEveryone originally has a strong urge to communicate with others"と言っていたことを思い出した。誰しも人と話したいという衝動がある。考えたこともないことだったが、それ以来、そうなのかもなあと思うようになってきて、授業でもコミュニケーション型の授業を少しずつ志向するようになった。

昨日は英検の面接委員の仕事だったが、自分のことや、社会的なことでも、何とか身振り手振りで話そうとがんばっていた生徒に出会えた。きっといい授業をこの子は普段受けているんだろうな…とほほえましくなった。いくら受験に役立つ単語を覚えても、自分のことを語れる平易な英語が使えなければ、それは英語の学習者として順番が違うなあと思える。受験英語を詰め込んでも、そもそも普段の会話で使う単語の種類は違うのだから、学習者はそちらもしっかり覚えて使えていなければならない。

自分が高校生のころを振り返ると、まさに受験英語に浸り、自分を語れず相手のことを聞けない学習者であった。何も受験英語を否定しているわけではないが、やはりどちらも必要なものとして習得していく必要があるだろう。彼らのurgeが自然な発露として表現されるように、こちらも努力していきたい。

2011年7月7日木曜日

七夕の日に

今日は七夕。北海道では大半の地域で8月7日が七夕だと思っていたが、函館では本州のように7月7日らしい。しかも「ローソクもらい」という風習が残っているそうである。気がつくと、勤務先の周辺や自宅の近所など、数人の子ども達が集団になって、あるいは親と子が連れ立って、各家を訪問して、お菓子をもらっている。道東出身の私はこんな風習があることは全く知らなかった。地域ごとにいろいろな習慣があるものだ。

2011年7月3日日曜日

授業でやること、自分でやること

この頃考えているのがこのテーマ。授業はやはりせっかく生徒同士が集まり、role modelであるJTEに教わる機会、そして時にmodelであるALTと話せるチャンスであるから、そこでしかできないコミュニケーション活動を取り入れていきたい。しかし、自分一人の時間で行う学習活動は、こちらが学習方略としてしっかりガイダンスしておく必要があるだろう。そういう意味で、音読やshadowingなどの学習は強力に推し進めたい。ただそれが授業の中心になってしまうと、それは違うのだろう。授業でしかできないことを行いたいところだ。時に、自分の体験談も踏まえて、家で行える学習活動を説明することは大切であるが。

先週の松本先生のアドバイスを聞いて、先週から生徒には、「授業の最初から、対面で机を向き合わせて座っているように」と伝えている。それまでは机を隣同士でくっつけてペア活動をしていたのだが、対面で座らせると、ペアでの音読活動でも、声の出方が全然違うことに驚いた。やはり「型」をしっかり示すことは大切なようだ。

「コミュニケーション英語Ⅱ」は、4単位とはいえ、毎週1回はリスニングの副教材の消化に消えてしまう。All Englishといってもこの1回は仕方ないよなと…とあきらめていたが、よく考えたらそういう授業こそ英語に「しがみつく」ことが必要なのかもしれない。来週からもうすこし粘ってみようかな。

昨日は全道大会出場をかけた野球部の応援で全校応援となり、吹奏楽局も力いっぱい演奏。今日は教員採用試験の会場で校内で部活が行えず、以前借りていた外部会場で活動。トラックの手配から荷降ろしなど、なかなか大変な作業だが、生徒はてきぱき動いて密度濃い練習を行っていた。学校祭準備も本格化し、1年で一番忙しい時期になるのだろう。何とか乗り切っていきたい。昨日は隣町の北斗市にある「社」というラーメン店を訪れてみた。函館で今まで食べた中で一番うまいラーメンだった。