2012年1月29日日曜日

気分転換

このところ子どもがいる生活が続き、仕事とプライベートの時間の切り替えもうまくいかずにいました。土日どちらも学校に行くことになるとなおさらストレスフルな状態になります。そんな中、家族でちょっと外出することがよい気分転換になっています。

まずはスターバックス。これが函館にあるのは本当にありがたいです。この店の雰囲気とコーヒーが好きです。

そしてたまにいく松笠というラーメン屋。どのラーメンも、そしてチャーハン、餃子と、何を注文してもはずれがないすばらしいおいしさ。子どもがいてもスペースがありありがたい店です。

そして店に子どもを入れて滞在するのが難しいとき、重宝するのがテイクアウトできる店。さきほどの松笠もそうですが、ラッキーピエロ、びっくりドンキー、ミスタードーナッツなど、そういう店があるのもこれほど助かるとは思っていませんでした。家で妻につくってもらうのが一番ありがたいですが、たまにはこういう食事も助かっています。

2012年1月27日金曜日

Group Activity2

今日のコミュⅡの時間はリスニング教材の時間だったので、残りの時間を使ってGroup Activityを行った。教室中を歩き回ってグループに戻って情報を伝える作業が入る活動であるが、基本的には一生懸命生徒はがんばってくれた。ただ時間が少し足りず、明日の講習の最初の数分を使うことに。時間配分をもう少し考える必要がありそうだ。もう1クラスは席を立たずにできる活動で、表を完成した後、それをもとに計算をしなくてはならないタスク。答えは一つなので、やはり4人ほどのグループだと集中して取り組もうとする。

いずれにしてももう少し時間をとって、ゲームの後にこの活動の主旨を伝える意味でも、いわゆるFocus On Formのステージが必要だろう。どうしてこの活動をしているかが生徒に落ちないとゲームのためのゲームになってしまう。ただ「楽しい」という要素はそれはそれで言語学習に必要なことなので、その辺の兼ね合いが大切なところだ。

2月に行われる本校での公開授業では、こういったclosed taskではなく、答えが1つではないコミュニケーション活動を生徒が行うことになる。retellやopinion sharingのような活動だ。こういう活動はゲーム性はないが、実社会で行われるコミュニケーションそのものであり、authenticityは高いと言えるだろう。本番のlive感は大事にしつつ計画も徐々に立てていきたいと思う。

2012年1月24日火曜日

Group Activity

  このところ自分でつくったgroup activityを授業で試してみることをしている。最近は2つ行った。1つは4人で1groupとなり、与えられた文を読みあって、マップを完成させるというもの。もう1つはこれも4人でグラフを完成させるというもの。与えられた文が書かれた英文は自分でキープして、音声だけで残りのメンバーに知らせることがルールである。closed taskで答えが決まっているためか、何とか聞き取ってマップやグラフを完成させようとがんばってくれた。やはりclosed taskは収斂性があり、集中力が出やすいなと思った。コミュニケーション活動を目指すなら、もっと自由度の高いopen taskがよいのだろうが、自分達で交渉しながら例えばスケジュールを完成したり、ということを楽しくし続けられるのか、ちょっとまだやっていないのでわからないが、正直微妙なところである。機会があればそちらにも挑戦してみたい。

ダルビッシュのメジャー移籍へのインタビューを見た。ただメジャーへの憧れではなく、仕事を求めて、自分の打者を倒すという仕事を全うするために、場所を選ばない彼の仕事への姿勢に感動した。あれでまだ25歳…。末恐ろしい若者に刺激をもらったインタビューであった。

2012年1月18日水曜日

Micro Debateまでいかないものの…

今日の英語表現の授業では、異なる2つの立場のどちらかに立って相手と意見を交し合う、という活動を行った。City lifeとCountryside lifeのどちらがいいか、まずはハンドアウトに3つ理由を書き込んでもらう。その後、反対の立場になって、その理由も3つ書いてもらう。どちらの立場に立つかこちらが指定してペアで意見を述べ合う。ジェスチャーや、That may be true but I think...などの表現も使うよう促す。ペアを変えて3回ほど練習。その後それと逆の立場で意見を、これも3回言い合う。その後3人からなるグループを作り、2人が意見を述べ合い、1人が「どちらがよりpersuasiveな意見だったか」を理由とともにその2人に伝える。

特にどちらの意見が正しいとか、勝者を決めるというのではなく、より視野を広げさせたいという意図で行ってみた。その後、これをもとに自由英作文でessayを書かせる。Some people say... but I believe...などの表現を使って、「反対意見があることは承知だが…」と示すことでよりessayはpersuasiveになると見込んで行ってみた。英語表現の授業で英作文につなげてみたのだが、この活動だけでもけっこう盛り上がるし、相手から表現方法を自分に取り込んだり、何よりペアを変えてコミュニケートするのが楽しいようだ。いろいろな場面で使える活動になりそう。

何より生徒の楽しい表情から元気をもらった1日となった。感謝です。ありがとう。

2012年1月14日土曜日

免許講習、高教研、授業開始、部活引率。

正月をゆっくり過ごさせてもらいました。小樽の親戚の家に泊めさせてもらいながら教員免許講習も2日間受けてきました。教育大札幌校に入るのは初めて。グループワークなどの体験学習について、そしてもう一つはタスク中心の英語教育法(Task-Based Language Teaching)について理論を中心に勉強させてもらいました。特に2日目は、実習もあり、それでいてわかりやすくその実践の背景にある理論もわかりやすく教えてもらえて有意義でした。日本の現状では、この教授法のまるごと導入は難しいのでしょうが、本来的にはこうあるべきだろう、という「理想型」のようなものをつかむことができて参考になりました。

その後函館に戻り、子どもの検診などを経て、11日、12日は高教研でした。1日目の内田樹氏の話は、このサイトでも氏のブログにリンクできるようにはなっていますが、やはりリアルでその話を聞くことができるのはありがたい機会です(北海道高教研は毎年ビッグネームを読んでいるので、なかなか普段聞けない話を北海道にいながらにして聞けるので、これだけでも入っている価値があると思うのですが、会員数は減る一方らしく少々不思議です…)。夜は同じ大学の先輩方と再会し楽しいときを過ごさせてもらいました。2日目は英語部会。記録係をさせてもらいましたが、発表を聞き入ってしまってまとめるのに苦戦しました…。でもそのくらいすばらしい発表で、しかも私よりおそらく年下で、経験年数も少ないであろう今の若い方々の発表に、大変刺激を受けることができました。英語教育を少しでも変えていくための勇気をもらいました。

そして函館に戻り、13日から本校では授業が開始されました。いよいよ英語に関しては2月に公開授業も予定されており、そこに向けて1年の集大成となります。生徒とともに血の通った授業を作り上げていきたいと思います。今日は部活の関係で生徒の引率。なかなか思うようにいかない場面もありますが、それは日が経たないうちに生徒に伝えて修正を図りたいと思います。

明日はいよいよ長男の100日。このところ夜中から昼過ぎまでぐずることが多いので、夫婦そろって寝不足ですが、明日は気分を入れ替え、記念写真を撮りにいってきます。

2012年1月4日水曜日

あけましておめでとうございます。

昨年は皆様お世話になりました。今年もよい年になるよう精進したいと思います。よろしくお願い申し上げます。

昨年は冬期講習を終えてから妻の実家まで帰宅。その後、私の実家に移動。そしてまた妻の実家でお世話になる予定です。今後は小樽にある妻の親戚に泊めてもらい私は教員免許講習を受講。その後、いったん函館に戻り再び札幌で研修会の運営のお手伝いの予定です。この年末年始は初めての子どもと一緒に帰省ということもあり、「おじいちゃん」「おばあちゃん」に子どももかわいがってもらい、また、以前勤めていた学校の先生にお会いしたり、さらに上記のFQという雑誌に出会ったりと、充実した帰省となりました。

今年も皆様にとって幸多き1年となりますよう願っています。私もまた初心に帰って清々しく(酒をあまり飲まずに健康で)1年を貫徹したいものです。それでは今年もよろしくお願い申し上げます。