2011年12月28日水曜日

冬期講習終了と帰省

5日間の冬期講習も終了。終わる必要のある部分は何とかすべて消化できた。ただやはり解説を聞いているだけでは身にならない。英語脳に切り替えるための長文やリスニングを冬休みの勉強の中心にしてほしい旨を伝える。文法やイディオムの攻略だけが勉強の中心になってしまっては、いつまでたっても触れる英文量は増えないからだ。そういったものはむしろ短期間のうちに集中して取り組み日ごろの勉強のチェックに使ってほしい。
日ごろお世話になっている先生方とおいしい居酒屋に連れて行ってもらって飲んだ。1年の締めくくりをさせてもらっていい気分で帰宅。
今日から妻と私の実家に帰省。札幌で教員免許講習もありいつもより長めの帰省となる。1年間お付き合いいただきありがとうございました。みなさんそれではよいお年を!

2011年12月25日日曜日

Happy Holidays, Everyone!

こちらのいつも見ているブログに、面白い映像がありました。Flash mobっていうんですね、こういうの。こういうユーモアをいつも忘れずにいたいものです。Happy holidays, everyone!

2011年12月23日金曜日

冬期講習開始


今日から5日間で担当する2年生の冬期講習が開始となった。使用する教材は次のとおり

①Listening Box センター対策リスニング(リスニング)
②速読+精読 2step reading(長文)
③Beam(文法・構文・イディオム)

 70分で消化できるのかどうか不安であったが、②をあまり解説しないでサクサク進むと何とか消化できるようである。講習を受講して勉強した気になってしまわないかが心配。その後どれだけ復習するなどして自分の時間をとって勉強するかが鍵となる。明日はクリスマスイブ。定番のYes,Virginia, there is a Santa Clausを、私もプリントにしてみたので配布してみようと思う。受験を超えた英語の楽しさの一端に触れてもらえれば、と願う。

午後からはとなりの市で開かれた顧問会議に出て帰宅。年末までもう一分張りである。

2011年12月16日金曜日

授業実践セミナーin森

授業実践セミナーに参加してきた。実践セミナーに参加するのはこれが初めてであったが、期待していたのだが、期待していた以上にすばらしい研修の場となり充実した1日であった。何より授業実践スペシャリストの方々の公開授業やワークショップはもちろん、参加された一人ひとりの熱意と情熱に私も感化されて帰ってきた。普通にとなりの人と話す内容が、お互いを刺激し合える中身で、英語教育を良い方向に持っていこうとする気運が感じられて、得るものが大きいセミナーであった。校種は違えど、コミュニケーション力を高めていこうとする授業において生徒は課題があり、それを支援する我々にも共通した課題があることを感じた。進学校だろうと、コミュニケーションが円滑に行えるのかというと、そういうことは決してないわけで、「やりとり」をうながす授業を目指したいと、改めてそのとなりの方と確認したりして勇気をいただいた。

実践スペシャリストの先生方の使われる英語そのものはもちろん、生徒とのやりとり、しかける活動、ちょっとした工夫など参考になる点が多々あって、またそれを指導主事の方々もさらにわかりやすく説明してくださり、ストンと胸に落ちる場面が多いのもよかった。そして本校からも、一人の先生がスペシャリストとしてワークショップをしてくださったのだが、改めてこんな方と一緒に働けてるなんて幸せだな、と思った。来週からまたいろいろと教えてもらいながら自分の実践を進めたいと思えた研修であった。

2011年12月14日水曜日

Opinion Sharing

  他校の先生にヒントをいただいて、このところは題材となるトピックに関して意見をクラスの中で近くの人などとシェアする活動を準備してきた。今日はコミュⅡでも英語表現でもそのような授業を実施してみた。

うちの生徒はまず書いてからそれをもとに話すのが得意なようで、即興で話す力をつけたいのはやまやまなのだが、まず対立する二つの立場にたって、それぞれ意見を書いてもらった。コミュⅡでは、その後、生徒が立つ立場を私のほうで指定して、ペアで意見を述べ合う。その後、ペアを変えてさらに意見を述べ合う。やがて慣れてくると、書いたものを見ないで相手を見て話すように伝える。その後、生徒の立つ立場をペアでスイッチする。それからまた何回か相手を変えて意見を伝え合う。こうすることで相手の話を聞きつつ話す態度を身につけさせたいねらいがある。また同時に、何回か繰り返すことで、自分とは違った意見をどのようにあらわすのか学んだりと、表現の幅を広げる意味もある。

20分くらいだろうか、クラス内で意見を言い合い、全体で何組かのペアに立ってもらって発表した後、今度は個人で、反対の立場に理解を示しつつ、自分の意見を述べる文章を作ってもらった("Though he says.., I think.."."She says that..., but I guess ..."などを使って)。最低8文を課したが、いきなりなんの刺激もなくただ書きなさい、というより格段に取り組み方が違った。かなり脳がactivateされた状態で取り組むとやはり姿勢も文章の量も違ってくるのに驚いた。

 同様に、英語表現では、3人で1チームになって、二人が反対の意見を言い合い、一人はジャッジになってもらい、理由をつけてどちらがpersuasiveな意見か述べてもらった。

どちらもそれぞれ効果はある活動だと思われるし、何よりコミュニケーションを実際にとろうとするので、生徒の取り組みも比較的くいつきがよい活動となった。もう少し構成を考え、日々の授業に取り入れていきたい。

2011年12月7日水曜日

Can Do List

  このところ本校のCan Do List作成に取り掛かっている。「叩かれ台」を作成しているのだが、これが勉強になる。GTECや英検、先進的な学校のCan Do Listはほぼオンライン上で手に入るので、それを参考にしながら作成していく。このタスクよりこのタスクのほうが難しいだろうか、などと考えながら1枚ものに仕上げていく。大切なのはこのListを作成したら英語科全体で議論しあって、実際に授業でタスクとして使用したいものを掲載し、ワクワクできるようなものを完成することだと思う。そうすれば生徒に示したときにも生徒といっしょになってそのタスクをワクワクしながら実施できるからだ。また同時に、どうやってこのタスクを実施したときの生徒の到達度を評価するのか、検討する必要がある。大変だが、これからの英語授業の根幹となるListであることは間違いない。慎重かつ大胆にさらに検討していきたい。

ここ数日はTEDを見ている。しばらくぶりにこの間見たのだが、やはり知的興奮に満ちたcontents満載である。