2012年8月25日土曜日

Jigsaw

 高英研セミナーで参加したワークショップで体験したJigsawを授業でやってみた。本などで知ってはいたが、実際に体験したことがあまりなかったのだが、やはり身近な人が実践しているのを見ると、私もやってみたいと思うものだ。
 新しいレッスンに入るとき、4パートを全部一人で読むのではなく、各自が1パートを担当する。40人を4つに分け、4パートをそれぞれ10人ずつ取り組ませた。同じパートを担当する生徒同士相談しながら、内容を理解して、「自分なりの言葉で英語にするよう」まとめさせる。本文を箇条書きにする者、日本語に訳す者。キーワードを書き連ねる者、どうしていいかわからない者。その後、パート1からパート4まで、一人ずつ担当者がいる4人のグループを10つくらせ、お互いに自分のまとめたものを話させる。理解したものを英語で伝えるのは難しく、ハードルが高い作業となる。ただ、ねらいはあくまでpre-reading taskなので、理解の促進、あるいは理解への助けとすることなので、これはこれでいいのだと思う。また次の時間、同じようなことをして、理解を深めてもらおうと思う。毎回やるのは大変だが、たまには各パートをチームで担当して、互いに助け合いながらレッスン全体を理解していくというのは、刺激的であった。student-centeredになるし、協力的な雰囲気も育つ。
 post-readingとしてretellに重きをおいた活動にもできそうだ。可能性を感じる活動で、今後も取り入れていきたい。

2012年8月16日木曜日

高英研セミナーと帰省

定期演奏会の翌日、再び札幌へ。久しぶりに大学時代からの友人と再会し、有意義な時間を過ごすことができた。彼のような洗練された日本語を操る人と会話するのは一種の癒しだ。自分の気持ちを言語化してくれているようで、心がすっきりとした時間をいただいた。ありがとう。また再会しましょう!

 その翌日は高英研セミナー。参加者の意識が高いので、こちらから伝えるというより、活動を互いにシェアしあうという感じ。それが勉強になる。こうやってお互い学びあうことが、一番効果的で楽しい学習であることを、 生徒に伝えることも大事な仕事なのだなと実感。

 その後は、妻と私の実家へ子どもともども帰省。無事昨日函館に帰ってきました。帯広では近郊の「エコロジーパーク」を訪問。水遊びができたり、積み木で遊べたりと、大人も子どもも遊べるスポットを新たに発見できてよかったです。今日から学校が再会。生徒は元気に登校してくれた。また気分一新して冬休みまでがんばりたい。


2012年8月9日木曜日

講習/コンクール/10年研/定期演奏会…

更新が遅れてしまいました。夏休みに入ったものの、休んでいるという実感は全くなく、むしろ通常の授業日より忙しい日々でした。
 まずは講習を5日間。学校祭気分が抜けない生徒を一喝しながら淡々と。7月模試の結果はまずまずだったが、ここから11月模試に大きく下降するのが例年の本校の生徒。なんとか打開策を考えたい。講習終了後の翌日、部活はコンクールに出場。惜しくも全道を逃したが、青春の涙は尊いと改めて実感。
 その日の夜に札幌に移動。翌日から10年研修。講義も面白く、先生方とディスカッションする時間が十分にあり、有意義であった。先生方と夜に交流することもでき、楽しい時間をいただいた。10年経つとライフスタイルにも変化があったり、得意分野が定まったり、学校の中核的なポジションで働いている人も多く刺激になった。自分も一歩一歩地道にがんばりたいなと思えた5日間であった。函館に帰ってきて、町内会の演奏会に生徒は参加して、昨日はいよいよ定期演奏会。楽しいステージを繰り広げ、引退する3年生のスピーチに涙が出そうになったが、生徒はすばらしいパフォーマンスを披露した。
 これから札幌に向かい高英研に参加してきます。それが終わればやっと数日休みをいただきます。帰省してゆっくりするだけですが、それも大切な節目。心と体を休めたいと思います。