2013年1月28日月曜日

授業実践セミナー in 浦河



  先月の更新から2ヶ月近く時間がたってしまった。このところ仕事に追われているのと、何だか帰宅しても育児(というかそれにまつわる家事)で時間がとれず、更新できずにいた。

 12月は怒涛のように過ぎ去り、冬休みは10年経験者研修と高教研、部活の引率と帰省に終わり、何だか休んだ気がしない冬休みとなった。しかし高教研ではエネルギーあふれる先生方の発表に元気をもらったり、吉田研作先生によるCan Do Listに関するわかりやすく説得力ある講演を聴いて勉強することができた。

 1月に入り、12月に吹雪のため延期となっていた授業実践セミナーが浦河町で行われた。ワークショップをすることになっていたので行くこととなったが、やはりこちらが勉強になることが多かった。往復12時間のドライブはきつかったが、セミナー自体はやはり有意義だった。他校の生徒の様子を、公開授業を通してみることができるのは、何かと本校の状況と比較できるのでよかったし、他の先生方のワークショップにも、明日から取り入れようというアイディアが多かった。そして何よりグループ討議では、他の先生に自分の意見を引き出していただき、自分や自分の高校が置かれている状況について、再確認ができた。自分の中でもやもやしていた部分も、「そのように見ていてくれているんだな」と他の先生の視点を取り込むことで、少しずつすっきりしてきたように思う。

 2月には本校で、毎年この時期に行われている公開授業が行われる。正直今年は、昨年ほど準備に時間をかけることはできていないのだが、より自然な形で、生徒も教員もリラックスした中での、良い意味で「素」の授業を公開できればよいと思っている。自分なりにがんばろうと思う。