2012年3月29日木曜日

Kitaraでの演奏と新入生オリ

火曜日水曜日と吹奏楽の引率で札幌Kitaraへ。毎年この時期に演奏会に参加させてもらっている本校吹奏楽局。音楽に疎い私は、恥ずかしながら初めてのKitaraでしたが、僕の音痴な耳でもわかる、あきらかに通常の会場とは違う音色に、驚いてしまいました。正直どうしてこの年度末の忙しい時期に…という気持ちがありましたが、そんな気持ちも吹っ飛びました。生徒にとってみれば1年を締めくくるむしろ絶好のタイミングのコンサートなのかも知れません。彼らにとってもよい機会になったでしょう。

そして今日は新入生のオリエンテーション。もちろん新たに入学予定の生徒に会うこともワクワクしたが、各先生の生徒に対する説明の仕方が勉強になった。単に情報を伝えるだけととらえるのか、それを通してどういうことを仕掛けつつ、生徒にどんなコンセプトを示そうかと考えるのか、スタンスの違いが、生徒の反応の違いを生み出す。厳しくも楽しい現実を目の当たりにして、図らずも勉強になる機会となった。すばらしい尊敬できる先生がたのそばで仕事が出来るのは幸せだなと感じた1日であった。

2012年3月22日木曜日

今年度の授業が終了

Taylor Swift "You Belong With Me", Coldplay "Life in Technicolor"を
年度末使わせてもらいました。
今年の授業が終了した。本校に赴任して最初の1年であり、最初のうちはとまどうことも、私自身もあったし、そのせいで生徒も混乱することがあったのではないかと思われるが、生徒のたちのがんばりによって何とか1年が終了した。1年を通していろいろなことをさせてもらったし、生徒もついてきてくれてありがたいかぎりであった。話す・聞く、という音声面の指導が、昨年よりも増えた、と最後に行ったアンケートに書いてあった。私としてはむしろもっと音声面を指導したいのだが、受験という面もあり、そうも言っていられないのだろう。ただ随分昨年よりもバランスは最適化されてきたのかも知れない。きちんと基礎ができた生徒が多いだけに(もちろん穴は多々あるが、それでも基本はある)、それを実際に使って話し・書くことで、英語力の伸びが大いに期待できるのが、本校の生徒であることを1年で実感した。

それにはやはり、もちろん授業内での臨機応変な即決・判断と、同時に、長期的な視野にたった綿密な計画にもとづく実行、という両方が求められるのだろう。来年度に向けて動き出していきたい。

2012年3月14日水曜日

授業公開

今日の授業公開で使った、絵を見て説明するペアワークで使用した1枚。
今日は本校の研究指定の関係で、大学の先生や行政の方々に授業を公開する日だった。2月末で学年末テストも終了し、現在は教科担任が独自の投げ込み教材で授業を行っているところなので、それでも数回やっている絵を相手に説明して、相手が絵を描くペア活動と、6コマ漫画のリテル活動を行った。後者のリテル活動では。私が手順を間違ってしまい、ペアの間でinformation gapを発生させたあとにペアで活動させればよかったのに、その前に私が生徒全員に自分のリテル見せてしまい、ペアでやるころにはペアの間にあったinformation gapが解消されてしまった、という失態を犯してしまった。う~ん、それで笑いが取れたのはよかったが、手順としては完全に間違っただけに惜しいことをしてしまった。生徒の英語習得のチャンスを奪ってしまったのかと思うと心が痛い。少し気楽に構えすぎただろうか。やはりもう少し準備すべきだった…。

それにしても、生徒がコミュニケーションをしているのを見るのは楽しいものだ。そしていつしか英語を、単なる「ツール」としてではなく、そこに感情を乗せて相手に伝え、自分を再発見するプロセスを通して、英語を「ツール」ではなく、「自分の一部」として感じるように、生徒にはなってほしい。教科調査官の直山木綿子氏がどこかで、「私は英語をツールと呼ぶのは嫌いだ」という旨の発言をされていたが、全く同感だ。単なるツールとして使いこなせるほど言語は甘くない。人類の英知の結晶である言語が、ビジネスライクに、単なるツールとして使える、などという思い込みは産業界のご都合主義だろう。言語を学ぶことは、思考様式そのものの変容を自分に迫ることにつながる。「世界の切り方・とらえ方」が変わってしまう、ということだからだ。それでも英語を学ぶ、という行為を生徒にさせている我々の立場を考えなくてはならないだろう。それでもそれを行う目的は、やはりその英語を使って泣いたり笑ったりができること、第2言語の習得を通して自分を改めて発見し、相手とつながりをつくることができる事実を知ることなのだろう。「外部」にあった言語がいつしか自分の「内部」となっているプロセスを通して、他者を受け入れることが自分を変容させることと同義であることを感じられるような、そのような広義の「コミュニケーション」を体感することなのだろう。教科の担当として、「英語力」の伸長はそれはもちろん大切である。しかし「教育」に関わるものとして、そういった到達点をつくって、そこに向かって授業をつくる必要があるなと、感じた1日であった。

2012年3月13日火曜日

Fifty-Fifty

4単位もののコミュⅡは、3月といってもかなりの数の授業がある。この期間はグループワークでゲーム的なアクティビティを行っている。センター試験にありがちなグラフや図を見て回答する問題を見つけてきて、それを分解して、グループでできるアクティビティに変えている。
授業ではだいたい15分でできるグループワーク1つとペアワーク1つを入れている。ペアワークでは、片方が絵をみてそれを説明し、相手が絵を描いて、最後に本物の絵と描いた絵をつきあわせる活動、また、6こま漫画を見てそれを相手に伝える活動、などを行っている。

それに加えて最近はリスニングも取り入れるようにしている。Fifty-Fiftyにはネイティブライクな音声が詰まっており、これを使ったリスニングをしている。これは特にこちらで工夫は加えておらず、ウォームアップ的に授業の前半に、掲載されている指示の通りに行っている。リスニング関連では、あとは歌をこのところディクテーションさせている。Taylor Swift の You belong with me.、BeyonceのHalo、ColdplayのLife in technicolor、U2のI'll go crazy if I I don't go crazy tonight.,などである。

どうしても総花的になりがちな授業になってしまうので、どうしてこの活動をしているのかの説明をきちんとしていきたい。あとは活動のあとにいかにFocus on Formというか、ポイントの説明を簡潔に行えるかだろうと考えている。しかし基本的には生徒も自分も楽しんでやる授業にしたいものだ。

2012年3月4日日曜日

気分転換3

今日も週末は学校に行くこととなったのですが、家族との時間を作って市内をドライブしてきました。「ドンキホーテ」でなつかしい飲み物を買ったり、またまた「スタバ」にいったりとゆっくりした時間を過ごすことができました。

中でも近所にある「黄河ヌードル」というラーメン・中華の店がおススメです。観光客はほとんど来ないと思われ、地元民に愛されている感じがする店です。店員さんの対応もよく、子連れも多いため、今回は初めて息子を連れて訪れました。どのラーメンを食べても中華の出汁がしっかり聞いていてすばらしくおいしい。今日は私は味噌、妻は坦々面をいただきました。ボリュームもあり、大満足です。函館にお越しの際はぜひ食べてみてください。