教科で通信を出している学校もあると聞くが、これまでそんな余裕はないと思って出していなかった。今年は担任業務もないので、学級通信を書かなくなり、何だか寂しくなったのだろうか、教科通信を出すことにした。年に5,6回は出そうと思っている。先日行われた単語コンクール(年4かいのうちの1回目)のクラスごとの平均点や上位5人の氏名、中間考査に向けての話、模試終了の記事、授業で書いてもらった生徒の英作文(自己紹介文)のうち優秀なモノ(あるいは印象的なモノ)、それに英語コラム(今回はshadowingについて)を載せた。生徒はけっこう読んでいるようで、食いつきはよかった。今後も何回か出していきたい。
さて、前期の中間考査まであと1週間となった。暗写を取り入れた授業を1年生の英語で取り入れてからというもの、生徒は授業中一生懸命活動しているが、いかんせん、生徒はどういう印象を授業や教員に抱いているのか、いまいちつかめなかった。しかし今日は1年の英語を教えている同僚の先生から次のようなうれしいコメントをもらった。「今日、僕のところに生徒がやってきて、『先生、僕はいままで中学校では英語が嫌いで勉強の方法がわからなかったんですが、高校に入って覚え方を授業で明らかにしてくれているので、何を勉強したらよいのかがわかります。中間テストに向けてがんばるんで、授業で扱ったハンドアウトをもう一枚ください』って言いに来たよ」とその先生はおっしゃってくれた。生徒に何を望んでいるのかをこちらが明示すること、授業の内容の延長線上にテストを作成すること、大事なことを大事にすることで、生徒をやる気にすることができるのだと、今日はうれしく思った。本高式の英語授業の確立、この1年はこれに向けてひたすら走るのみだ。
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