2012年5月25日金曜日

本文の内容理解を越えるために。

前期の中間考査も近くなってきたが、ようやく範囲も終えられる目処がついてきた。今年度は、入学して間もない1年生に対して、いきなり教科書に入らずに、橋渡し教材を使って段階的に本校の授業スタイルに慣れてもらうような授業をしてきた。本文のtext handout、新出単語や重要表現を網羅し、さらに自分で文を作ってもらうためのsupplementary handout、そして実際に本文のトピックや重要表現を使ってコミュニケーションをとるためのtask handoutの3部構成である。これまでどうしてもtextの内容理解を目的としがちだったが、手ごわい文章ではなく、平易な文章でtext handoutは構成されている。内容理解にかける時間を減らして、できるだけ多くの時間を自分で文をつくったり、コミュニケーション活動に時間を割くことを狙ったものである。

さて、そこで問題となるのが中間考査の内容。思い切って授業で学習した本文の内容理解はカットし、関連するトピックによる初見読解問題を1問出すにとどめ、あとは自分で文をつくったり、シチュエーションを与えて場面を想像しながら、会話を作成する問題を出すことにした。やはり評価の大きなウエイトを占める考査の内容を変えないと、日々の授業も、どうしても本文の内容理解から先には進まないだろう。今回の考査の内容が、その後の授業に対する生徒の意識にどう影響を与えるか、楽しみである。

2012年5月16日水曜日

夢実現オリエンテーション


 今日は1年生へのオリエンテーション。担任になったときから50分いただきたいと言っていて、他の担任の先生に了承を得ていよいよ実現することができた。1年生の初めの時期に、具体的な進路について考える前の時期に、「幸せとは何か」、「人生の時間を何に使うか」、「どういう仲間作りを」していくか」など、今後の人生を歩みだす「心構え」をつくってほしいと思い、このオリエンテーションを行うことができた。放送局の皆さん、多くの先生方の協力なしには実現しなかった。そして何より生徒が集中して、しかも楽しく、反応よく聞いてくれた。感想シートをを見ても概ね良好な感想。3年間で可能性を開花するスタートになってほしいと切に願うし、私自身もこれからいよいよ生徒のサポートをしていくのだな、と逆に身の引き締まる思いだ。

2012年5月2日水曜日

長時間机に向かう幸せ。

今日と明日は連休の中日。妻と子どもは実家に一足先に帰ったので、長時間机に向かうことが出来る貴重な日。今日は今後使う英語Ⅰのハンドアウトを作った。コミュニケーションが成立し、それでいて文法事項も習得できるようなタスクを考えたり、どこからかもって来るのは楽しい作業だ。でも時間がかかる。だからこういう日は本当にありがたい。

 明日は学年集会で使うパワーポイントに手をつけたい。進路指導を実際に進めるまえの、モチベーションアップのための集会(にしたいと勝手に考えている)。そのために生徒の心に火をつけるような内容とアクティビティを設定したい。ワクワクしながら仕事をしたいが果たしてきちっと形にできるかどうか。

 いずれにしてもproactiveに仕事をしていきたいものだなと実感した1日だった。