2012年4月19日木曜日

文法を通してコミュニケーション

愛知に住んでいる友人が執筆に関わった本。この間その方に送っていただいた。中学校の文法事項を使ったコミュニカティブアクティビティはあるが、高校で扱う文法事項を使った活動を紹介する本は少ないだけに大変ありがたい。

例えば、「時や条件を表す副詞節の中では未来のことも現在であらわす」というような高校で扱う事項も、コミュニケーションにつながるような活動が紹介されており、さっそく使ってみようと思っている。

初々しい1年生に英語を教えていると、こちらも心が洗われる。彼らにとっての英語体験を楽しく刺激あるものにしていきたい。

この本に書かれていた友人の歩みに感動し、思わず職員室で涙しそうになった。英語教育をめぐる自身の葛藤や、それを乗り越えようと理論と実践を融合させようとする彼女の姿勢に目頭が熱くなった。私は、彼女ほどに真摯な歩みはしていないなとわが身を恥じた。また私も初心に帰って頑張りたいと思った1日だった。

0 件のコメント: