9月一杯で前期も終了したため、私が主担当を務める英語Ⅰの科目では授業アンケートを実施。今回は中学時代に比べて、この授業で「聞く」機会と「話す」機会が増えているかどうかを聞いた。もう一つは4月から行っているハンドアウト授業に対する「良い点」と「改善点」を聞いた。生徒によって「聞く」活動が何で、「話す」活動が何であるかは捉え方が様々。例えば、音読している活動中にも実際は自分で自分の声を「聞い」ているのだが、それを「聞く」活動と考えている生徒もいれば、そうでない生徒もいる。だが今回はあえてそういった定義は生徒の判断に任せて、増えたが減ったか、生徒の印象を書いてもらった。「聞く」にしても「話す」にしても格段にその量は増えているという印象を持っている生徒が大半であった。また、ハンドアウト授業に対してもおおむね好評であった。しかしおとなしい印象の今年の1年生もしっかり考えているんだな、と思える中身の濃いコメントも目立った。タスクの中身に関する言及もちらほらあり、考えさせられた。
今日は1年出勤して、大半をそのハンドアウトの改善に時間を割いた。
①左に英語、右に日本語が配されたサイトラ用シートを逆にした。
(右にあるほうが、最終的に産出させたい言語だとしたら、当然それは英語になろう、という静先生の指摘を以前読んだのを思い出した)
②視写(左の英語を見て、そのまま書き写す。力のある生徒なら左の英語を隠しながらやってもいいが)をタスクに入れた。
③②の導入のため、ディクテーションのハンドアウトは当分休みにした。
明日から後期の授業が本格的に始まる。中身の濃い授業を構成していきたい。
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