今日は年に1度行われる北海道英語教育学会(HELES)の研究大会だったので、札幌まで2時間車を飛ばして行ってきた。目当てにしていた研究発表も聞くことができ、またこのところ増えている(ように感じる)高校の先生や恩師の先生と言葉を交わすこともでき、有意義な時間を過ごすことができた。
なにより今回の講師である卯城祐司先生のお話を伺うことができたことが収穫だった。高校現場は4技能で言えばリーディングに最も重きが置かれているが、先生はリーディング研究の第一人者ということで、私たち参加者をタスクを通して巧みに巻き込みながら、「英語を理解する」ということはどういうことなのか、ゆっくりとしかし着実に議論の深みへと誘ってくれた。特に「再話」(retelling)の活動を様々紹介いただき、この活動の意義を楽しく語っていただき、私も少しアレンジしながらでも明日からの授業に生かそうとヒントをいただいた。
卯城先生も北海道のご出身であるし、こういう研究大会に出ると日本で世界でがんばっている英語教育の方々の存在に励まされる。元気をいただいた1日だった。
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